例文・使い方一覧でみる「下枝」の意味


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...姉の下枝に我を娶(めあ)わせ後日家を譲るよう...   姉の下枝に我を娶わせ後日家を譲るようの読み方
泉鏡花 「活人形」

...翌朝(あした)まで眼を塞がずに僕が下枝を連れて来るのを御覧なさい...   翌朝まで眼を塞がずに僕が下枝を連れて来るのを御覧なさいの読み方
泉鏡花 「活人形」

...「あれはたしかに下枝の姿だ……いや...   「あれはたしかに下枝の姿だ……いやの読み方
泉鏡花 「活人形」

...下枝をどこへ遁(にが)した...   下枝をどこへ遁したの読み方
泉鏡花 「活人形」

...と得三は下枝に責め問い...   と得三は下枝に責め問いの読み方
泉鏡花 「活人形」

...下枝は少しも悪怯(わるび)れず...   下枝は少しも悪怯れずの読み方
泉鏡花 「活人形」

...下枝は無念さ遣る方なく...   下枝は無念さ遣る方なくの読み方
泉鏡花 「活人形」

...下枝は左の方(かた)に行きぬ...   下枝は左の方に行きぬの読み方
泉鏡花 「活人形」

...きゃッと魂消(たまぎ)る下枝の声...   きゃッと魂消る下枝の声の読み方
泉鏡花 「活人形」

...二階には下枝の悲鳴頻(しきり)なり...   二階には下枝の悲鳴頻なりの読み方
泉鏡花 「活人形」

...これは下枝を肩に懸けて...   これは下枝を肩に懸けての読み方
泉鏡花 「活人形」

...下枝(しづえ)に白和幣(しろにぎて)青和幣(あをにぎて)を取り垂(し)でて一五...   下枝に白和幣青和幣を取り垂でて一五の読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...下枝(しづえ)は 人取り枯(が)らし...   下枝は 人取り枯らしの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...下枝を枯枝にして青葉かな音羽の護國寺の境内を逍遙す...   下枝を枯枝にして青葉かな音羽の護國寺の境内を逍遙すの読み方
大町桂月 「飛鳥山遠足」

...春の頃野山の樹木(きゞ)の下枝(え)は雪にうづもれたるも稍(こずゑ)は雪の消(きえ)たるに...   春の頃野山の樹木の下枝は雪にうづもれたるも稍は雪の消たるにの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...其後手が届かぬのでこれも段々下枝から枯れて行くやうだ...   其後手が届かぬのでこれも段々下枝から枯れて行くやうだの読み方
高浜虚子 「発行所の庭木」

...雀だけがその下枝の茂みに戯れている...   雀だけがその下枝の茂みに戯れているの読み方
豊島与志雄 「自由人」

...御隱居は此の凧絲に結んだ匕首で自分の喉笛を掻き切り、恐ろしい苦しみを我慢して、凧絲の一方の端を引つ張つたのだ」さう言ひ乍ら凧絲の一端を引くと、凧絲は火箸をブラ下げたまゝ庇(ひさし)を渡り宙に浮いて、松の三番目の大枝まで吊り上げられ、其處で止つたところを、凧絲をグイと引くと、結び目のところで凧絲は切れて、火箸は誂へたやうに、その下枝、丁度松の葉の繁みに掛けた何やら、鳥の巣へポトリと落ちるではありませんか...   御隱居は此の凧絲に結んだ匕首で自分の喉笛を掻き切り、恐ろしい苦しみを我慢して、凧絲の一方の端を引つ張つたのだ」さう言ひ乍ら凧絲の一端を引くと、凧絲は火箸をブラ下げたまゝ庇を渡り宙に浮いて、松の三番目の大枝まで吊り上げられ、其處で止つたところを、凧絲をグイと引くと、結び目のところで凧絲は切れて、火箸は誂へたやうに、その下枝、丁度松の葉の繁みに掛けた何やら、鳥の巣へポトリと落ちるではありませんかの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

「下枝」の読みかた

「下枝」の書き方・書き順

いろんなフォントで「下枝」


ランダム例文:
円陣   上まわ   連れ出す  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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