...書風もお家流まがいの下手な手だね...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...ごく下手な僕の英語よりももっと下手な英語で...
大杉栄 「日本脱出記」
...一と口に云えば世渡りの下手な人だったからであろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...構成が下手なために...
田山録弥 「小説新論」
...」敏子さんは私の下手な説明が腑に落ちたかどうか...
豊島与志雄 「好意」
...私の説明の下手なところは御詫(おわび)を致します...
夏目漱石 「創作家の態度」
...世渡りの下手な芸術家が...
野村胡堂 「胡堂百話」
...下手な字をクネクネと書いた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...年中下手なことばかりして...
羽仁もと子 「女中訓」
...われわれの有意的記憶が下手な畫家のやうに眞實ならざる色彩をもつて描いた過去とは...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...下手な言い訳は不条理ギリギリだった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...)たゞ人附合がほんとに下手なんですね...
水野仙子 「道」
...仕事の下手なものを云う表現に「うどんくい」というのがあると...
宮本百合子 「「うどんくい」」
...「ひさとその女友達」は下手な小説ではない...
三好十郎 「恐怖の季節」
...中の鬆(す)に大小の孔(あな)が出来たり重い味になるのは下手なのですが上手に出来ると鬆が大きいなりに平均しています」小山「今度はお茶の時出すお菓子を拵えて戴きたいものですな...
村井弦斎 「食道楽」
...私は話をすることが非常に下手なので...
森林太郎 「混沌」
...むしろ兵助が下手な手出しをしてくれるよりも...
吉川英治 「宮本武蔵」
...逆立ちの下手な、無器用な黒吉は、ここの少年座員なのだ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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