...陛下からの御下命で行います...
...この度の御下命も特に姫の御指命による御内意からの御依頼とやら申すことで...
上村松園 「画道と女性」
...明治二十四年 東京美術協会「和美人」一等褒状同年 全国絵画共進会「美人観月」一等褒状同 二十五年 京都春期絵画展覧会「美人納涼」一等褒状同年 米国シカゴ博出品(農商務省下命画)「四季美人」二等賞同 二十六年 東京美術協会「美人合奏」三等銅牌同 二十七年 東京美術協会「美人巻簾」二等褒状本当に...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...厳然として「空襲警報」を下命した...
海野十三 「空襲警報」
...その軍艦に雨下命中(うかめいちゅう)するといえども絶対に沈まない軍艦を御建造願いたいのであります...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...(明治四十一年一月三十日『東京朝日新聞』)六十三マホメットの墳墓トルコ皇帝陛下は近頃メジナにある回々教祖(フイフイきょうそ)マホメットの墓に電灯をつけて神聖な墓地の闇を照らそうという事を思(おぼ)し召(め)し立たれて英国の某会社に右の工事一切を御下命になったと伝えられている...
寺田寅彦 「話の種」
...鈍物として齒牙にもかけなかつた其の連中の下命を拜さねばならぬことが...
中島敦 「山月記」
...冒頭の一行が「国王殿下命令書」であることを知った...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...歌子の名を御下命になったのは女史の十六歳の時だというが...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...歌集の書写等を下命になったこともしばしばで...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...なんなりと御下命に応ずるというのは...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...政道のおもてに照して明白にことをわけるようにというご下命...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...また御自身のほうからも同じ御祈祷をさらに増してするようにと御下命がございまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...天皇が御下命になる不文律になつてゐた...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...役付きの下命があった...
吉川英治 「大岡越前」
...築き坐りに城主となるべし――という下命です...
吉川英治 「新書太閤記」
...男でない私は絶家(ぜっけ)の御下命をどうすることもできません...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...舞を見せろという頼朝の下命はあったのである...
吉川英治 「日本名婦伝」
...其方が鍛ちにかかっている山寺源太夫様の御下命の品にせよ...
吉川英治 「山浦清麿」
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