...きょう未(ひつじ)の下刻(げこく)に...
芥川龍之介 「偸盗」
...○かくて中(なか)の平(たひら)村(九軒)天酒(あまさけ)村(二軒)大赤沢(おほあかさは)村(九軒)を歴(へ)たる道みな嶮(けはし)き山行(やまぶみ)して此日申(さる)の下刻(さがり)やう/\小赤沢にいたりぬ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...酉の下刻より丑の刻頃まで水上に火燃(もゆ)るを...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...同年四月二十七日未の下刻灘町大谷九郎右衞門宅に入...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...この日酉の下刻に町奉行筒井伊賀守政憲(つついいがのかみまさのり)が九郎右衛門等三人を呼び出した...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...酉の下刻に引き取った...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...それが当夜の真夜中子(ね)の下刻(げこく)(一時)であった...
吉川英治 「剣難女難」
...延元元年の三月一日――申(さる)ノ下刻(げこく)(午後五時)ごろ...
吉川英治 「私本太平記」
...戌(いぬ)の下刻(げこく)に集まることになっている場所だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...ちょうど夜明けの寅(とら)の下刻(げこく)(五時)頃から戦端は開かれていたので...
吉川英治 「新書太閤記」
...寅(とら)の下刻(げこく)(午前五時)頃から辰の下刻(九時)にいたる約四時間というもの――よく戦いも戦ったり――ほとんど...
吉川英治 「新書太閤記」
...二十四日寅の下刻...
吉川英治 「新書太閤記」
...午(うま)の下刻(げこく)(午後一時)ごろであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...戌(いぬ)の下刻(げこく)(午後九時頃)ごろ...
吉川英治 「新書太閤記」
...正に寅(とら)の下刻(げこく)(午前五時頃)だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...卯の下刻は、陽あしを見ても、もう迫っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
...亥(い)の下刻(十一時)までにここへ帰らなかったら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ただし辰下刻までの事...
吉川英治 「宮本武蔵」
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