...元来「遣す」と「下す」とは最高の権威者が下に向つてはたらきかける行為で...
池田亀鑑 「忘られぬお国言葉」
...何等事相発展の裡面に哲理的批判を下す文明的史眼の萌芽なきを以て...
石川啄木 「渋民村より」
...その晩は知事さんが招待をして下すった...
上村松園 「余齢初旅」
...すとんと落下する氣づかひはありませんがね...
太宰治 「お伽草紙」
...義男は片手で戸棚から夜着を引き下すと...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...手を下すまでのこともなかろうに...
中里介山 「大菩薩峠」
...雪もそれに従って長く流下するに対し...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...こちらがちらつかせていた重荷から解き放たれた彼の心がすぐさま自分自身の重荷を投下するための準備を開始したことを見て取って満足した...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...法廷が証拠にならないものとして却下するもののなかには...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「マリー・ロジェエの怪事件」
...やはり貴方が指し示して下すった点の重要さがわかります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昨年私たちの生活の満五年の記念のためにあなたが下すった『二巻選集』を...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一月二十五日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕一月二十五日 第九信二十三日に手紙を書いて下すったのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...送って下すったもので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...すぐにお母様が出て開けて下すった...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...牛込の筑土(つくど)八幡の近くに小さな家(うち)を借りて住まわせて下すったので父はやっと息を吐(つ)いたという事である...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...先日も藤沢さんがいらして下すったんですが...
横光利一 「旅愁」
...よくお弁(わきま)え下すった...
吉川英治 「新書太閤記」
...なるべく遠巻きにしておいてから手を下すのだな」「なるほど」「よほど...
吉川英治 「宮本武蔵」
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