...彼のプロポーズは上首尾に受け入れられた...
...昨日の試合は上首尾に勝った...
...仕事が上首尾に進んでいる...
...今回の旅行は上首尾に計画通りに行った...
...上司とのやりとりが上首尾にいかない場合がある...
...この上首尾に私たちはもう大丈夫だと思い...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...サンタクヨロクした」(商売は上首尾...
高見順 「いやな感じ」
...おもいのほかの上首尾(じょうしゅび)でござりますから...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...私よりも津村に取って上首尾(じょうしゅび)を齎(もたら)した訳である...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...萬事は上首尾なんですから...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...胸に抱きしめられたる第十四条(訳者注 憲法第十四条――王は国家の最上首長にして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...六いよいよ藩地の松山へ帰ったが、今回は一昨年江戸から帰った時と違い、父も上首尾で、お目付という権勢のある役となっていたのであるから、借家などはせないで、既に一の邸を賜わり、それを親類の者が掃除などして待受けていた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...(上首尾に行った)心臓の烈しく打つのを押えながら...
直木三十五 「三人の相馬大作」
...上首尾」と言った声は...
中里介山 「大菩薩峠」
...サッとあがる飛沫、ものものしい緊張の一瞬!こうして、上首尾の時は、輝く大鱗が、河原へ引き上げられる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...木片か何んか――」この實驗は思ひの外上首尾に行きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは半兵衛や宇八や定五郎と同じことですが、お里の場合は血がほとんど流れておらず、その上首筋には、明らかに絞殺した細紐の跡がはっきり残っているのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...またと無い上首尾...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ウィンザー城で盗難巧妙で上首尾の詐欺師インド藩王が盛られて盗人がなりすまし最新情報によれば...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...メイフィールドが上首尾にほくそ笑んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...これは釘勘としても予期以上の上首尾らしく...
吉川英治 「江戸三国志」
...(このたびこそ上首尾に)魯粛も心ひそかに喜悦して...
吉川英治 「三国志」
...しかし今日の幸先(さいさき)は上首尾でございましたな...
吉川英治 「私本太平記」
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