...肥車(こえぐるま)の上荷にして持て来てもろうて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...上荷には、屋根の修繕に入用のはりがねの二巻三巻、棕櫚縄(しゅろなわ)の十束二十束、風呂敷かけた遠路籠の中には、子供へみやげの煎餅の袋も入って居よう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...もうこれ以上荷車につきそって外出することもできなくなってしまいました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...日に一度は川口の船屋敷へ出張して上荷(あげに)積荷の宰領をしていたが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...船澗(ふなま)のそばで上荷の宰領をしていたが...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...七村の上荷船(うわにぶね)...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...夜に紛(まぎ)れて上荷(あげに)船で密貿易の品を運び上げ...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...五十雄君は籐椅子もろとも上荷(うわに)に積み...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...私共が大阪に居る時に邸(やしき)に出入(でいり)をする上荷頭(うわにかしら)の伝法寺屋松右衛門(でんぽうじやまつえもん)と云うものゝ娘で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
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