...馬肉は上肉と下肉とでは大変な違いで...
豊島与志雄 「或る夜の武田麟太郎」
...鳥常の雛鳥の上肉や...
豊島与志雄 「慾」
...石黒少佐に疎遠されている中田大尉が監察長として無頼な兵隊どもの監察の責任をとらされ、混成独立一三七部隊靖国隊という隊称のもとに、石黒少佐が部隊長として全隊を掌握することになって、即日、地上肉攻、水中攻撃の戦闘訓練が実施された...
久生十蘭 「ノア」
...明日は陸上肉攻と...
久生十蘭 「ノア」
...骨と肉を別にして上肉ばかりを石臼(いしうす)で搗(つ)いて裏漉(うらごし)へかけるが鳥の肉を裏漉にするのは少々骨が折れるよ...
村井弦斎 「食道楽」
...羊羹(ようかん)のような上肉ばかりに限るのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...第四十三鮪(まぐろ)飯は西洋のカレー料理に似たものですがこれは羊羹(ようかん)のような鮪の上肉を使わなければなりません...
村井弦斎 「食道楽」
...上肉をえらんで買ふべ...
室生犀星 「命」
...上肉はかへつてほんとは美味くない……...
室生犀星 「命」
...」「上肉も食はずにバカな女だ...
室生犀星 「命」
...僕は精神上肉体上の敗残者なのだ...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...すばらしい上肉でございますから...
吉川英治 「新・水滸伝」
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