...宮廷へ向かって上洛する...
...平安時代の貴族たちは、季節ごとに上洛、下向するのが習わしであった...
...王朝が変わるたびに、大勢の人々が上洛し、新しい時代の幕開けを祝うことがあった...
...上洛の前には、慎重に準備をしておく必要がある...
...散歩がてら、京都まで上洛するのもいいかもしれない...
...使節として上洛す...
太宰治 「右大臣実朝」
...それとても北国を切り従えたのみで上洛(じょうらく)の望みは遂げず...
中里介山 「大菩薩峠」
...秋の再勅使東下――その結果将軍家は攘夷期限奉答のため上洛することとなり...
服部之総 「新撰組」
...その三百十五柏軒が癸亥の歳に将軍家茂に随つて上洛した時...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...忍び上洛のことといい...
吉川英治 「私本太平記」
...「いつから御上洛か...
吉川英治 「私本太平記」
...「高氏はまだ上洛途上で...
吉川英治 「私本太平記」
...上洛の企てあることも聞き及んでおろうが」「かくれない儀――疾(と)く承知しておりまする」「むざと...
吉川英治 「新書太閤記」
...織田殿は二度目の上洛を機として...
吉川英治 「新書太閤記」
...上洛を図(はか)る勢いが見えたからである...
吉川英治 「新書太閤記」
...五十名の軽装で御上洛とか」信長の発向としては余りに軽々しい...
吉川英治 「新書太閤記」
...いつでも上洛(のぼ)れる事ではございませぬか』『いつでも? 馬鹿な...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...後顧(こうこ)なく御上洛(ごじょうらく)くださいまし...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...去年の夏、ここの机で書いたのは、木曾旗挙げから、義仲上洛、一門都落ちのあたりであった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...猜疑(さいぎ)して上洛せぬとすれば推問使(すいもんし)を下向させて...
吉川英治 「平の将門」
...御礼(おんれい)のため上洛するのであろうと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...沢庵はこの春上洛(のぼ)って来たのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その伝献の荷駄について上洛いたしたので...
吉川英治 「宮本武蔵」
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