...宮廷へ向かって上洛する...
...平安時代の貴族たちは、季節ごとに上洛、下向するのが習わしであった...
...王朝が変わるたびに、大勢の人々が上洛し、新しい時代の幕開けを祝うことがあった...
...上洛の前には、慎重に準備をしておく必要がある...
...散歩がてら、京都まで上洛するのもいいかもしれない...
...俄かに御上洛を遊ばされる時...
上村松園 「花筐と岩倉村」
...十四代将軍が上洛の時...
中里介山 「大菩薩峠」
...将軍頼朝も上洛した...
中里介山 「法然行伝」
...この時丁度家茂将軍の御上洛がありました...
三田村鳶魚 「話に聞いた近藤勇」
...将軍家重が上洛するとのことで...
山本周五郎 「ひとごろし」
...「上洛参会(じょうらくさんかい)」とか...
吉川英治 「三国志」
...「都督は何故にそんなに慌(あわ)てて上洛されたのか」と...
吉川英治 「三国志」
...上洛軍の兵員や将の選考も着々進められている由...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞は上洛いたす……と...
吉川英治 「私本太平記」
...われから根も土も捨てて上洛めされた...
吉川英治 「私本太平記」
...上洛は阻止すべきだと...
吉川英治 「私本太平記」
...どうしても上洛の東上戦略は――海陸軍が二タ手となって併(あわ)せ進んで行くのでなければならなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...彼はかならず京都へ上洛した...
吉川英治 「新書太閤記」
...世上に泰平を招来するために、いちど、御上洛あって、殿下とお会いなされたら……と、望んでいる次第なので」家康にたいし、陰に陽に「いちど大坂へ上るべきである」という慫慂(しょうよう)は、もう久しい懸案になっている...
吉川英治 「新書太閤記」
...今度お上洛(のぼ)りになる沖田(おきた)様も伏原(ふせはら)様も山口様も...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...親鸞はもう上洛をいたしませぬ...
吉川英治 「親鸞」
...都へ上洛(のぼ)るのを断念して...
吉川英治 「親鸞」
...「こんど父の義明に従(つ)いて上洛した折、ちょうど大庭景親(おおばかげちか)も、上洛中で、あちらで幾度か会い申した――その景親が、そっと父へ告げた事であるが、ある折、景親が東国の侍奉行(さむらいぶぎょう)上総介(かずさのすけ)忠清のところへ参ると、忠清の手許へ、駿河(するが)の長田(おさだ)入道から書状が上っていた由です...
吉川英治 「源頼朝」
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