...宮廷へ向かって上洛する...
...平安時代の貴族たちは、季節ごとに上洛、下向するのが習わしであった...
...王朝が変わるたびに、大勢の人々が上洛し、新しい時代の幕開けを祝うことがあった...
...上洛の前には、慎重に準備をしておく必要がある...
...散歩がてら、京都まで上洛するのもいいかもしれない...
...故右大将家再度の御上洛の折...
太宰治 「右大臣実朝」
...文禄二年四月上洛して秀吉に謁し...
太宰治 「津軽」
...關東士敗官軍之最初也また同日の條に相州武州等率大軍上洛事...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...その音一の周防から上洛したのは翌年の十月であるが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...江戸蓮阿という者が上洛のついでをもってたびたび訪問した...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...将軍の御上洛は陸路よりするを例とする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...秀忠親子は上洛(じやうらく)する時...
森鴎外 「栗山大膳」
...若年上洛した折、将軍義輝と一夜雪見を催しながら詠(よ)み出でた一首という...
吉川英治 「上杉謙信」
...京都(みやこ)へ上洛(のぼ)って...
吉川英治 「篝火の女」
...夙(つと)にわれから上洛すべきでしたが...
吉川英治 「私本太平記」
...信玄の上洛をくいとめるにある...
吉川英治 「新書太閤記」
...この前、長篠(ながしの)の役後、すぐ上洛して、天機を奉伺(ほうし)したように、この秋も、越前経略の事が終ると、すぐ上洛の途についていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――上洛中という奥州の伊達輝宗(だててるむね)も来ていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉は、上洛の都度、彼と会うことを、恋人を見るが如く楽しみとしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...「大坂表からの使いはやはり御上洛の...
吉川英治 「新書太閤記」
...今度お上洛(のぼ)りになる沖田(おきた)様も伏原(ふせはら)様も山口様も...
吉川英治 「死んだ千鳥」
...久しぶりに、また、伊予の藤原純友が、上洛した...
吉川英治 「平の将門」
...官辺や摂関家にたいしては、貞盛が証人に立ち、上洛のさいには、委細を上申いたしておく」彼は、それを約した...
吉川英治 「平の将門」
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