...たいへん上機嫌でいらっしゃいました...
海野十三 「地球要塞」
...」豊国はすっかり上機嫌で...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...上機嫌ですな、先生...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...牧師の杖10・21(夕)ある牧師がすつかり上機嫌でいつものやうに...
薄田泣菫 「茶話」
...わけて大観は上機嫌で立続(たてつゞ)けに盃(さかづき)を傾けてゐたが...
薄田泣菫 「茶話」
...お婿さんなんか厭なこつた」とちびがまだ子供々々して顏を赤く染めたのを愉快さうに見乍ら上機嫌で歸つて行つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...サモイレンコはひどく上機嫌ではあったものの...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...先生はこの俳句的論文という評が大分気に入っておられたらしく、「どうも苛いことをいうものだ」とその後も度々人に話されて、上機嫌であった...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...上機嫌で帰って行かれた...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...平次は相変らずの上機嫌で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上機嫌で寝ましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八」「もう一つ解らない事があるんだが――」「なんだい」平次もすっかり上機嫌です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上機嫌で八五郎を迎へるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すつかり上機嫌でやゝ光つて來た額を撫で上げるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上機嫌ではしゃぎまわり...
久生十蘭 「悪の花束」
...林助さんも、ステテコを踊ったりして、上機嫌でしたよ...
火野葦平 「花と龍」
...上機嫌で平和の春がうたえるものだと...
宮本百合子 「現実の必要」
...伯父さんは上機嫌でひなたで竹の鉢植をこしらえるためにお働きになった...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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