...だれの顔を見ても上機嫌であるように思われたのは...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...通尖上人はすつかり上機嫌で...
薄田泣菫 「茶話」
...ビイチヤアは上機嫌で教会を出ようとした...
薄田泣菫 「茶話」
...いちいち上機嫌で挨拶して林の奥に進み...
太宰治 「お伽草紙」
...時計を」津島は上機嫌で言って...
太宰治 「家庭の幸福」
...いよいよ上機嫌で...
太宰治 「津軽」
...珍しい上機嫌であった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...上機嫌ででてゆくのをみおくりながら...
徳永直 「白い道」
...先に行つて待つてる私の好きなお友達――兄の――のためとはしらずたつ前の晩には上機嫌で毘沙門様の縁日へつれていつて「小国民」を一冊買つてくれた...
中勘助 「銀の匙」
...上機嫌で両国の河風に吹かれながら橋を渡って行くものと見える...
中里介山 「大菩薩峠」
...ある日先生はとても上機嫌で実験室へやってこられて...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...平次は相變らずの上機嫌で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は相変らずの上機嫌で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...綾さんは上機嫌で生きていた」「何を」お喜多は必死でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上機嫌で休みましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大そう出来がよかったといって上機嫌で最前お歳暮にでていったものを...
正岡容 「小説 圓朝」
...酔うたマギレの上機嫌で...
夢野久作 「近世快人伝」
...上機嫌でおざる」大きく...
吉川英治 「私本太平記」
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