...「中央天文台へ」私は上機嫌で命じた...   
海野十三  「空中墳墓」 
...なかなか自慢している人造犬です」と博士は上機嫌でいって「もっと面白いものあります...   
海野十三  「人造人間エフ氏」 
...上機嫌で散歩に出ました...   
薄田泣菫  「艸木虫魚」 
...が彼がすこぶる上機嫌でゐることは房一の目にも見てとれた...   
田畑修一郎  「医師高間房一氏」 
...当の道庵先生はいよいよ上機嫌で...   
中里介山  「大菩薩峠」 
...その時まではモーナの応対はまだ上機嫌であった...   
中村地平  「霧の蕃社」 
...上機嫌で寢ましたが...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...上機嫌で八五郎を迎へるのでした...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...ヴォートランが至極上機嫌で入ってきた...   
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」 
...前肢の間に本を置いてページを舐め舐め上機嫌で読みだした...   
久生十蘭  「だいこん」 
...フレッドさん」フレッドさんが上機嫌でうなずいた...   
久生十蘭  「だいこん」 
...アカーキイ・アカーキエウィッチははなはだ上機嫌で歩いていたがふと...   
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」 
...ふたたび無数の健康で上機嫌で残忍なのどが...   
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」 
...うれしそうに上機嫌で...   
宮本百合子  「獄中への手紙」 
...キンベルは上機嫌で...   
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」 
...非常な上機嫌で駅まで送ったりした態度がドウモ可怪(おか)しいと思っていたところだったのです」「成る程...   
夢野久作  「戦場」 
...上機嫌でおざる」大きく...   
吉川英治  「私本太平記」 
...客二人は上機嫌で...   
吉川英治  「新・水滸伝」 
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