...畳の上掛けが欲しいです...
...この部屋には上掛けが必要だと思います...
...上掛けを新調したら部屋が華やかになった...
...日本の伝統的な上掛けは美しい...
...夏場は上掛けを取り外してシンプルにするのも良い...
...我国の夜具の役をするフトンは木綿か絹の綿――最高級の家を除いてはめったに後者を使わぬ――を沢山入れた上掛である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...三十以上掛ける様になれば名人なさうである...
石川啄木 「刑余の叔父」
...もう一方の隅は白い上掛けをかぶせた寝台があり...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...夜の敷布上掛はいつも白々と洗濯してある...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...それを上掛けの代わりに体に掛けただけであった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この美女は夜つぴて上掛の下で輾転反側して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...上掛けをかぶつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...雪白(せつぱく)のマルセイユ木綿の上掛(うはが)けが白く光つてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...かゞやくやうに眞白な寢臺の上掛は擴げられ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...上掛けを脱がしてくれた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...要するに上掛(かみがか)りと下掛(しもがか)りとの軋轢(あつれき)が根本的の軋轢であるらしい...
正岡子規 「病牀六尺」
...その上掛軸や活花(いけばな)が整然として飾られているように思われた...
室生犀星 「香爐を盗む」
...「壁上掛茶山菅先生家園図幅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それを敷物にも上掛(うわが)けにもするのである...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
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