...そのあるものは著しく上手だった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...猫女はおまえさんより一枚上手だ...
海野十三 「少年探偵長」
...とても上手だから...
太宰治 「ろまん燈籠」
...譲治さんよりずっと上手だわ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ジュークスさんはほんとに商売上手だつたが...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...村田の方が少し上手だった...
豊島与志雄 「反抗」
...」ハナなら、お留さんがたいへん好きで、また上手だ...
豊島与志雄 「祭りの夜」
...物を食べながら「上手だに...
直木三十五 「南国太平記」
...機略を弄(ろう)することが上手だから...
中里介山 「大菩薩峠」
...「これは?」「板倉屋の主人ですよ」色好みで金儲けの上手だといわれた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...商売も上手だそうで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――ピエロは高いところから飛び降りる事は上手だけれど...
林芙美子 「新版 放浪記」
...踊りも上手だからどこでも歓迎され...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...数百ヤードの距離を飛ぶにその距離五分の一だけ下るとは飛んだ飛び上手だ...
南方熊楠 「十二支考」
...僕の妻君なぞは珊瑚(さんご)の玉と明石玉(あかしだま)とを鑑別する事は大層お上手だが魚屋の持って来た鯛(たい)は房州鯛(ぼうしゅうだい)か三浦鯛か新しいか古いかという事はよく御存知ない...
村井弦斎 「食道楽」
...……君は運転が上手だから...
山川方夫 「あるドライブ」
...なんともいえない上手だったよ」「あれはねお嬢さん...
吉川英治 「江戸三国志」
...「旦那は上手だ」案内人が側で呟いた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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