...幸い私は水泳が上手だった為に危い所をのがれたけれども...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...水泳もお上手だったのだもの...
太宰治 「女生徒」
...珠算が子供の時から上手だったことが...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...お菜は作るのが上手だし...
直木三十五 「死までを語る」
...鉄砲が大層お上手だそうだけれど...
中里介山 「大菩薩峠」
...親(おや)は可なり上手だと思つてゐる...
夏目漱石 「それから」
...人の口真似上手だネ山彦...
野口雨情 「未刊童謡」
...「これは?」「板倉屋の主人ですよ」色好みで金儲けの上手だといわれた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...口前だけ上手だつたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...歌や發句や風流事は上手だが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そういうベイなどの遊びにかけては彼は誰よりも上手だったのだ...
堀辰雄 「幼年時代」
...「お前の父のH・タキノはお前に比べると何れ位ゐ交際が上手だか知れないよ...
牧野信一 「或る五月の朝の話」
...上手だ...
牧野信一 「泣き笑ひ」
...私は居心地よくするのが割合に上手だったでしょう?花の匂り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...僕の母は料理が上手だよ...
村井弦斎 「食道楽」
...ただあいつらは狂言が上手だったのだ...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...大勢が上手だからです...
柳宗悦 「民藝四十年」
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夢野久作 「雨ふり坊主」
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