...桟橋(さんばし)は即(すなわ)ち魚市場の荷上所で...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...……途上所見・若葉つ(マヽ)ゝまれて今日は入営式山のよさを水のうまさをからだいつぱい何やら花ざかりなり河鹿鳴くなり山うぐひすしきりに啼けば河鹿も鳴いて・山をふかめて河鹿しきりに・水のあかるくながれてくれば河鹿なくしばし谷間で...
種田山頭火 「旅日記」
...菊川は外見上所謂「人民戦線理論」の否定論者として現われている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...運上所から夜夜中(よるよなか)...
中里介山 「大菩薩峠」
...個人の哲學上所見は比量智なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...されど詩人はひとりその哲學上所見を詩中にあらはすこと能はざるのみならず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...夫れ作者の哲學上所見のあらはるべからざるは詩の本性なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...おほよそ一詩人の哲學上所見は...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...シエクスピイヤの理想(哲學上所見)が拔くべからざる説によりて明證せられざる間は...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その肚裏に絶對に對する沒理想(實は哲學上若くは形而上論上無所見)とシエクスピイヤが戲曲に對する沒理想(實は作者の哲學上所見の沒却)とを蓄へたり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...われは始より逍遙子が詩の質と詩人の技倆とを詩人の哲學上所見若くは實感のうちに求めたるを知らむやうなし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...形而上論上所見の義なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...衆理想(衆人の哲學上所見)はいづれより見ても皆是皆非なりといふ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...思ふに逍遙子は聖教量にあらずして衆理想(衆人の哲學上所見)を是ともせず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...逍遙子が所謂理想(作者の哲學上所見)のシエクスピイヤが曲中にて求むべきものならぬことも亦同じ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...即ちシエクスピイヤが平生の哲學上所見及其實感を尋ね出さむこと...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...一種の哲學上所見の審美的主觀の情となりてあらはれたるあり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...運上所(うんじょうしょ)元締をしていた...
山本周五郎 「百足ちがい」
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