...優しい威厳(いげん)に充ち満ちた上宮太子(じょうぐうたいし)などの兄弟です...
芥川龍之介 「神神の微笑」
......
伊良子清白 「孔雀船」
...海抜約二千米突(メートル)以上は、雑木次第に減じ、ミヤマカンバ、ミヤマハンノキ、ミヤマナナカマド等の粗く生えたる土地、ここをぬけると上宮川原(かみみやがわら)「信濃、上宮川原、嘉門次」、左の方数丁には、南穂高の南東隅に当る赭(しゃ)色の絶嶂(ぜっしょう)...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...その向うが今朝登って来た上宮川原...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...鶴岳上宮の宝殿に...
太宰治 「右大臣実朝」
...さらに上宮太子(じょうぐうたいし)が尺八を吹かれたという話がある...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...其の表題に大委國上宮太子と書いてをる所を見ると...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...彌をメと訓む例は黒川氏の北史國號考に上宮聖徳法王帝説...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...左手に突出した岩塊(波上宮のある)の傍に...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...海上宮島を望こと至て近がごとし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「好古小録法隆寺上宮太子画像...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...土形に上宮(しやうきゆう)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...上総山武郡瑞穂(みずほ)村大字萱野字中瓢上総君津郡富岡村大字上宮田字境俵同 同 同大字下宮田字境鋲同 同 平岡村大字永吉字中同 市原郡海上村大字引田字中常陸真壁郡黒子村大字井上字中兵これらの文字はもちろんいずれも音のために仮用したものには相違ないが...
柳田國男 「地名の研究」
...上宮太子の憲法十七条より説起し平安朝の四六文を評論し...
山路愛山 「明治文学史」
...釈尊(しゃくそん)は遠き末世を予言しておられたが、わが上宮太子も、すでに四天王寺創建のころ、今を見とおしておられたのだ」中院ノ俊秀は、自分の弁に酔うがごとく、頸(くび)すじに汗をしたたらして、なお弁じた...
吉川英治 「私本太平記」
...上宮太子はまた我が国最初の偉人でなくてはならない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...上宮太子の作と称せられる憲法が極度に人道的であるのもまた偶然ではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...上宮太子(じょうぐうたいし)の「家ならば妹が手まかむ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索