...優しい威厳(いげん)に充ち満ちた上宮太子(じょうぐうたいし)などの兄弟です...
芥川龍之介 「神神の微笑」
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伊良子清白 「孔雀船」
...その向うが今朝登って来た上宮川原...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...ただ釋日本紀に引いた上宮記という今日亡んだ書にだけその系譜が見える...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...鶴岳上宮の宝殿に...
太宰治 「右大臣実朝」
...さらに上宮太子(じょうぐうたいし)が尺八を吹かれたという話がある...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...彌をメと訓む例は黒川氏の北史國號考に上宮聖徳法王帝説...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...上宮聖徳法王帝説に等已彌居加斯支移比彌乃彌己等(トヨミケカシキヤヒメノミコト)とあるのを見れば...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...波上宮の入口に近い護國寺には...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...また能楽の性質上宮内省または華族団体の保護を仰ぐといふことは不当な要求でもなく...
正岡子規 「病牀六尺」
...海上宮島を望こと至て近がごとし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「好古小録法隆寺上宮太子画像...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...土形に上宮(しやうきゆう)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...上総市原郡市東村大字金剛地字毛無鋲(けなしびょう)同 君津郡富岡村大字下宮田字境鋲同 同 同大字上宮田字境俵これらがいずれもビョウと訓(よ)ませてある...
柳田國男 「地名の研究」
...上宮太子の憲法十七条より説起し平安朝の四六文を評論し...
山路愛山 「明治文学史」
...釈尊(しゃくそん)は遠き末世を予言しておられたが、わが上宮太子も、すでに四天王寺創建のころ、今を見とおしておられたのだ」中院ノ俊秀は、自分の弁に酔うがごとく、頸(くび)すじに汗をしたたらして、なお弁じた...
吉川英治 「私本太平記」
...上宮太子の作と称せられる憲法が極度に人道的であるのもまた偶然ではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...上宮太子(じょうぐうたいし)の「家ならば妹が手まかむ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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