例文・使い方一覧でみる「上唇」の意味
スポンサーリンク...上唇をかんだりすると口臭が気になる... 
...彼女は上唇を舐める癖がある...
...上唇の上にあるホクロが気になる...
...彼の上唇が自分より厚くて、ふつうに話していても気になる...
...ドラマの主人公が上唇を引きつらせて怒りを表現するシーンが印象的だった...
...上唇には薄紅く下唇を濃く玉虫色にしたところに何とも言えない床しい風情がある...
上村松園 「京のその頃」
...上唇のまん中が三角に裂けている上に前歯が二三本なくなってしまったので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...上唇（うわくちびる）の隅（すみ）の小さな黒子（ほくろ）...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は眉根と鼻と上唇とのあたりに苛立たしい曇りを寄せた...
豊島与志雄 「二つの途」
...上唇まで裂いてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...長い舌でペロリと上唇（うわくちびる）を嘗（な）めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今日のフの音の子音に近い両唇音（りょうしんおん）（上唇と下唇との間で発する音）であって...
橋本進吉 「駒のいななき」
...左の牙歯（いときりば）が上唇（うわくちびる）を噛（か）んでいるので...
広津柳浪 「今戸心中」
...そして下唇は上唇に覆はれて縮みあがつてゐるのを無理矢理に武張らうとして絶間なくゴムのやうに伸したがつてゐた...
牧野信一 「鬼涙村」
...上唇をなめる癖があつた...
水上瀧太郎 「山を想ふ」
...もう一度上唇と下唇とを丁寧になめると...
「朝の風」
...黒子（ほくろ）があってすこし尖ったような上唇の表情だのをもっていよう...
「朝の風」
...上唇にふくらみをあらわしていた...
山本周五郎 「季節のない街」
...年は十七か八だろう」と彼は上唇を舐（な）めた...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...上唇の脇にある黒子...
山本周五郎 「山彦乙女」
...麻酔患者の切り開かれた上唇の間に脱脂綿をスイスイと差し込んで...
夢野久作 「少女地獄」
...上唇の小さな黒子（ほくろ）が片頬の靨（えくぼ）とよく調和をとって動くのが心に残る表情だった...
横光利一 「旅愁」
...うす髭（ひげ）の生えている上唇を剥（む）いて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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