...自分たちは女王の上使として...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...事実上使われねばならぬ必然性があったのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...いつ上使を受けてもいいように晴れの白装束に身を飾るとか...
永井隆 「この子を残して」
...上使(じょうし)が坐わる所だと悟って以来決して床の間へは寄りつかない男である...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...曽我又左衛門(そがまたざえもん)という侍(さむらい)を上使につかわす...
森鴎外 「阿部一族」
...京都から来るお針医と江戸から下る御上使との接待の用意なんぞはうわの空でしていて...
森鴎外 「阿部一族」
...上使に謁見することが出來ずに引き取つた...
森鴎外 「栗山大膳」
...上使をおくりだしてから...
山本周五郎 「日本婦道記」
...――ご上使へ、先ぶれしておけ...
吉川英治 「私本太平記」
...――思わざる執権の上使が待っていようとは...
吉川英治 「私本太平記」
...下屋敷へつくやいな、彼は、上使の前へ出て、さっそくに平伏した...
吉川英治 「私本太平記」
...上使から高時の台命をきいてみると...
吉川英治 「私本太平記」
...幕府の上使糟谷孫六...
吉川英治 「私本太平記」
...そちは上使の宿所へまいって...
吉川英治 「私本太平記」
...「はて鎌倉のご上使なら...
吉川英治 「私本太平記」
...上使が見えると切腹はすぐだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御上使か」「とうとう来たっ」「あっ……今日……今日」伝右衛門は...
吉川英治 「べんがら炬燵」
...茂左衞門赦免の上使を遣はしたのであつたが...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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