...上体起こしをすると腹筋が鍛えられます...
...ラグビーのスクラムでは、前列は上体を前に傾けます...
...上体を倒して腰を曲げると、腰痛の原因になることがあります...
...スカイダイビングでは、飛行機から飛び出す瞬間に上体を前に倒します...
...ヨガのポーズ「上体前屈」は、背骨を伸ばすのに効果的です...
...思わずのめり出さした上体をからく後ろにささえて...
有島武郎 「或る女」
...上体を斜(しゃ)に構えながら葉子をにらみつけた...
有島武郎 「或る女」
...私はその時急速に上体をかがめて近寄り...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...刀に上体を支え眼を閉じた...
梅崎春生 「日の果て」
...上体を前後に振ってみると頭の中がごろごろ言うのが面白くてゆらゆらしていると...
梅崎春生 「風宴」
...彼は一人の洋装の麗人が喫茶ギボンの飾窓(ショウインドウ)の前で立ち停(どま)ったままスローモーションの操(あやつ)り人形(にんぎょう)のように上体をフラリフラリと動かしているのを認めた...
海野十三 「流線間諜」
...上体のぐらつきが見えたり...
高村光太郎 「能の彫刻美」
...上体を斜め左の方に浮かせ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「あっ」と云って彼が上体をうしろへ引き...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...手枕で上体を横たえた...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...彼は秋子の上体に飛びついて抱きしめた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...その上体を右へ捻(ひね)ると見れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここが上体にあたるエッゲ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...「おたわむれを!」と、雪之丞、なまめかしく居くずれたまま、上体を、ほんの少しかわしたのだが、見当がちがった助次郎、タ、タ、タ、たたらを踏んで、よろめいて来るのを、サッと、白い手を閃(ひらめ)かして、小腕(こかいな)を打つと、脆(もろ)くも、取り落す鉄扇――しずかに拾って、雪之丞、膝の上でまさぐったが、「だから、何度おかかりになっても、同じことだと申し上げておりますのに――」「ううむ」憤怒と屈辱とに、ドス赤くなって、たまらず刀柄(かたな)に手をかけて、鯉口を切ろうとする――仲間の剣客も、そのうしろに、今は、いつでも抜き放とう気勢――そして、当の、雪之丞の背後、左右には、すでに、抜き身の若侍が四人、退路をふさいでいるのだ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...上体を一寸捩るような形はまだ妙に筋がつれて出来ませんがベッドから下りたり上ったりすっかり自分の力でやれます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...出るときは上体を斜におこしたもたれかかった姿勢で...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...上体がほとんど裸体のように見えるところから推すと...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...衣裳はすべて観音などと同じく半裸の上体に首飾りと天衣とをまといつけるインド風である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??