例文・使い方一覧でみる「上り口」の意味


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...船階子の上り口には労働者が十四五人群がって船の着くのを見守って居た...   船階子の上り口には労働者が十四五人群がって船の着くのを見守って居たの読み方
有島武郎 「かんかん虫」

...それをかっこむ音が上り口からよくきこえた...   それをかっこむ音が上り口からよくきこえたの読み方
有島武郎 「星座」

...便所の後ろになつてゐる上り口から...   便所の後ろになつてゐる上り口からの読み方
石川啄木 「鳥影」

...上り口の次の室(ま)の三畳へ...   上り口の次の室の三畳への読み方
泉鏡花 「婦系図」

...あれも囚人のゐる処?』開放された廊下への上り口から見える中庭の向ふの低い屋根を圧して高く聳え立つた家の側面が...   あれも囚人のゐる処?』開放された廊下への上り口から見える中庭の向ふの低い屋根を圧して高く聳え立つた家の側面がの読み方
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」

...上り口に積み上げてあつた...   上り口に積み上げてあつたの読み方
鈴木三重吉 「胡瓜の種」

...上り口には亂雜に草履が脱ぎ棄ててあつた...   上り口には亂雜に草履が脱ぎ棄ててあつたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...九三藏は内玄關の上り口に腰を掛けた...   九三藏は内玄關の上り口に腰を掛けたの読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...始めは唯階段の上り口で...   始めは唯階段の上り口での読み方
谷崎潤一郎 「The Affair of Two Watches」

...ちょうど梯子段(はしごだん)の上り口のところに...   ちょうど梯子段の上り口のところにの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...主客六人は上り口の広い廊縁のところで青葉の影を浴びながら...   主客六人は上り口の広い廊縁のところで青葉の影を浴びながらの読み方
徳田秋聲 「芭蕉と歯朶」

...部屋に近い上り口に待っているのへ...   部屋に近い上り口に待っているのへの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...梯子段(はしごだん)の上り口から...   梯子段の上り口からの読み方
林芙美子 「浮雲」

...梯子段の上り口に腰を降ろして爪を噛んでいたが相変らずしゃっくりは止まらない...   梯子段の上り口に腰を降ろして爪を噛んでいたが相変らずしゃっくりは止まらないの読み方
林芙美子 「泣虫小僧」

...四月九日〔以下空白〕一千九百廿(にじゅう)五年五月五日 晴まだ朝の風は冷(つめ)たいけれども学校へ上り口の公園の桜(さくら)は咲(さ)いた...   四月九日〔以下空白〕一千九百廿五年五月五日 晴まだ朝の風は冷たいけれども学校へ上り口の公園の桜は咲いたの読み方
宮沢賢治 「或る農学生の日誌」

...すぐに上り口からはるか下の方をのぞいて見ますと...   すぐに上り口からはるか下の方をのぞいて見ますとの読み方
夢野久作 「オシャベリ姫」

...それから銀次は上り口に飯櫃(めしびつ)を抱え出して...   それから銀次は上り口に飯櫃を抱え出しての読み方
夢野久作 「骸骨の黒穂」

...その頃はもう、お綱の姿も万吉の姿も、どこに見ることもならず、神田一帯、駿河台の上り口、すべて、人と提灯(ちょうちん)と火事頭巾(ずきん)と、ばれんと鳶口(とびぐち)の光ばかりに埋(うず)まっている...   その頃はもう、お綱の姿も万吉の姿も、どこに見ることもならず、神田一帯、駿河台の上り口、すべて、人と提灯と火事頭巾と、ばれんと鳶口の光ばかりに埋まっているの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「上り口」の読みかた

「上り口」の書き方・書き順

いろんなフォントで「上り口」

「上り口」の英語の意味


ランダム例文:
固形食   原点   疾風のごとく  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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