...夕方までにお山へ上り下りが出来るかを思ひ煩つたこともあつた...
安倍能成 「初旅の残像」
...とても上り下りは出来ぬくらい急である...
石川欣一 「可愛い山」
...裏を通る上り下りの汽車の響きまでがいやに帰思を催させる...
大杉栄 「獄中消息」
...をさな兒を綱に曳きつゝ山岨の上り下りを日課とはする奧州に名高き阿武隈川の水源にして...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...彼は這うようにして二階を上り下りし...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...荷を付けて上り下りをする馬士(まご)まで...
関根黙庵 「枯尾花」
...上り下りの電車がホームに到着するごとに...
太宰治 「待つ」
...梯子段の上り下りも退儀さうであつた様子から...
永井荷風 「勲章」
...株式相場の上り下りに千金を一攫する術にも晦(くら)い...
永井荷風 「申訳」
...半十郎は上り下りの街道を...
野村胡堂 「江戸の火術」
...椽の上り下りも精々愼むに如かず...
福澤諭吉 「養生の心得」
...三田は上り下りの舟を...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...上り下りのことはよくわかるが...
宮城道雄 「垣隣り」
...遊びの一行は船で河(かわ)を上り下りしながらおもしろい音楽を奏する声も山荘へよく聞こえた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...月見坂上り下りの武士の心にしみつうす墨の花辨慶堂...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...上り下りの理窟や...
夢野久作 「鉄鎚」
...その中(うち)でも面白かったのは相場の上り下りの予感が電話で来る事であった...
夢野久作 「鉄鎚」
...その株の上り下りに在る事を知って...
夢野久作 「鉄鎚」
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