例文・使い方一覧でみる「上ずった声」の意味
スポンサーリンク...新蔵は別人のように上ずった声で... 
芥川龍之介 「妖婆」
...いつもとは違ってアナウンサーの上ずった声が...
海野十三 「空襲下の日本」
...上ずった声で訊ねた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...上ずった声でいった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...上ずった声で答えるのみで...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...どなたです」彼はもう逃げ腰になりながら、上ずった声で、聞き返した...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...まさか出鱈目（でたらめ）じゃないでしょうね」伯爵も上ずった声である...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...かくまって下さい』と上ずった声で頼むのです...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...上ずった声を出していた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...若い男の追っ立てられるような上ずった声が表の方から聞えてきます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大変ッ」下女の上ずった声が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ここには誰もいない」ゴリオ爺さんが上ずった声で答えた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...いくぶん上ずった声で云った...
堀辰雄 「あいびき」
...」と明はさっきと同じ文句を今度はもっと上ずった声で娘の方へ向けて云った...
堀辰雄 「菜穂子」
...まだ少し上ずった声で...
堀辰雄 「菜穂子」
...うつろな上ずった声で...
本庄陸男 「石狩川」
...」耳をすましていた一郎が上ずった声で絶叫した...
水上滝太郎 「九月一日」
...上ずった声で叫んだ...
宮本百合子 「栄蔵の死」
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