...その親戚は三遊派の「五りん」とかいうもののお上さんだった...
芥川龍之介 「本所両国」
...荒物屋のお上さんと話しているのは...
芥川龍之介 「妖婆」
...いつしよに井上さんの宅へ...
種田山頭火 「其中日記」
...昼飯は井上さんのところで御馳走になる...
種田山頭火 「其中日記」
...然しお上さんはいないのだ...
豊島与志雄 「オランウータン」
...醜男よりもかわいい男をお上さん...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お上さんも顔を出し...
豊島与志雄 「白木蓮」
...「井上さん、」と保子はやがて云った、「あなた吉川さんのことを誰かに聞いたんでしょう...
豊島与志雄 「反抗」
...「テナルディエのお上さんというのは何をしてるんだい...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...子供を連れた漁師の上さんの中に混って...
林芙美子 「新版 放浪記」
...それだけじゃ三上さんよりも...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...そんなものは要求していません……水上さんの長女の由良ふみ子さんと...
久生十蘭 「あなたも私も」
...私が帰ってそういいますと、村上さんは、「お前などの知ったことでない」とたいへん怒りましたが、しばらくすると、「四郎、こっちへ来い...
久生十蘭 「手紙」
...村上さんは砂の上にあぐらをかいて...
久生十蘭 「手紙」
...酒が好きで好く上さんに隠れて湯村へ来ては盛切(もつきり)酒の振舞になつてゐる...
眞山青果 「茗荷畠」
...かえって来た野上さんや何かの歓迎会があってレインボーへ行って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...附き添って来たお上さんは...
森鴎外 「カズイスチカ」
...江上さんにつられて眼じりを下げていた顔を権威ある教授の顔になおしてふりかえる...
森於菟 「オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク」
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