...絵もなかなか鮮明でしたからお手本には上々でした...
上村松園 「あのころ」
...今や極上々(ごくじょうじょう)の大機嫌(だいきげん)であった...
海野十三 「人造人間戦車の機密」
...東京諸新聞雑誌社等その他奔走せしにその結果は誠に上々...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...試験としては先ず上々であると云わなければならぬ...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...ところで首尾はどうだい」「上々さ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...自害ですめば上々...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わたしの儚(はかな)んだロマンスは上々のもので...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...一坪テラスまでゆければ上々である...
早川鮎子 「穂高岳屏風岩にて」
...上々のことだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...仕掛けは上々でさ」第二十一章 盗聴待つ身のフィールデンはフィリップスがずいぶん居ない気がした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...樺桜の皮が湿気をふせぐのに上々の資材なのがこれでも分る...
柳宗悦 「樺細工の道」
...縞(しま)もまた上々であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...ご渡海には上々な日...
吉川英治 「私本太平記」
...これで上々の配置がなると申すもの...
吉川英治 「私本太平記」
...お門出(かどで)は上々吉です...
吉川英治 「私本太平記」
...お日向きは上々吉(きち)...
吉川英治 「私本太平記」
...御用も上々に足りたようで」「御苦労御苦労...
吉川英治 「新書太閤記」
...美々しい螺鈿(らでん)の鞍など――さては今日のうち登城もすみ、首尾も上々に、就任の沙汰はきまったものと、権之助は早のみこみして、「おめでとうござりました...
吉川英治 「宮本武蔵」
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