...いま上々の成績でもって終了しようとしているではありませんか...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...からだの調子も上々の日に...
海野十三 「超人間X号」
...課長はこの朝上々の機嫌だったので...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...天氣は上々、春は酣(たけなは)、これからお靜の手料理で、八五郎と酌(く)み交すのが、まさに一刻千金(いつこくせんきん)の有難さだつたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金は惜しけれど見る目も憎ければ家に居らぬは上々なり...
樋口一葉 「大つごもり」
...最初のうちはこのうへもない上々の首尾で勝負が進んだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...仕掛けは上々でさ」第二十一章 盗聴待つ身のフィールデンはフィリップスがずいぶん居ない気がした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...売れれば上々...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...報告はすべて上々だった...
R. マッケナ R. McKenna The Creative CAT 訳 「愛と月の犬」
...何となし腸の工合が上々でないというだけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...樺桜の皮が湿気をふせぐのに上々の資材なのがこれでも分る...
柳宗悦 「樺細工の道」
...上々吉の花嫁御と...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...「上々首尾!」両使は...
吉川英治 「三国志」
...幸先(さいさき)は上々!」尊氏は言った...
吉川英治 「私本太平記」
...御用も上々に足りたようで」「御苦労御苦労...
吉川英治 「新書太閤記」
...弁円は、小声で、「上々の首尾さ...
吉川英治 「親鸞」
...まあよかったよ! これでお千絵様の方さえ首尾(しゅび)よく運んでくれれば、万事上々吉...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...飲んでみると生一本の上々である...
吉川英治 「落日の荘厳に似る」
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