...一 勿下認二游惰一以爲中寛裕上...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...――考えても――上(あが)り端(ばな)には萌黄と赤と上草履をずらりと揃えて...
泉鏡花 「浮舟」
...我らは彼の作物たる万象に上下左右を囲まれて呼吸している...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...僕よりは四歳上の丁度(ちょうど)三十歳で...
海野十三 「階段」
...さっぱり向上しなかった...
海野十三 「海底都市」
...その艇夫は立ち上る...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...当然その責任は僕の世話をしてくれたそれらの人達の上にも及ぶのだからと思うと...
大杉栄 「日本脱出記」
...「君はそれをまだ二三週間以上は穿いてないよ...
コナンドイル Arthur Conan Doyle 三上於莵吉訳 「株式仲買店々員」
...之は極めて大事な一身上の利害だ...
戸坂潤 「社会時評」
...おのれもまたいはゆる門前の小僧習はざれども父より聞(きき)かじりたる事なきにあらざりしかば問はるるがままに聊(いささ)か答ふる処ありしにぞ大(おおい)に青軒翁の信用を博しその夜(よ)携へ行きける我が原稿は唖々子のものと共に即座に『文芸倶楽部』誌上に掲載の快諾を得たりき...
永井荷風 「書かでもの記」
...恐る恐る高き台を見上げたる行人(こうじん)は耳を掩(おお)うて走る...
夏目漱石 「薤露行」
...幾度も幾度も図取りをしてポーズを直させた上...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...俺は腹を切った上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...笹野の旦那に申上げておこう」「冗談じゃねえ」「ところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――それがどうした」「先づ三島屋の身上(しんしやう)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...事實が形而上學的なものと考へられるにしても...
三木清 「歴史哲學」
...文吉は持っていただけの銭を皆お初穂に上げた...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...或る時村の者が京に上る途(みち)で...
柳田国男 「山の人生」
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