...二百三高地が流行(はや)れば二百三高地...
上村松園 「朝顔日記の深雪と淀君」
...流行の二百三高地ならで...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...藤の根に猫蛇(びょうだ)相搏(あいう)つ妖々(ようよう)と大正九年五月十日 京大三高俳句会...
高浜虚子 「五百句」
...さて余は中学を三月に卒業して九月に京都の第三高等学校に入学することになった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...来年は三高文丙へ受験いたします...
太宰治 「虚構の春」
...二〇三高地の激戦とか...
太宰治 「惜別」
...三高田へは行かずに春が来て...
壺井栄 「赤いステッキ」
...三高等小学校時代の同窓に「緋縅(ひおどし)」というあだ名をもった偉大な体躯(たいく)の怪童がいた...
寺田寅彦 「相撲」
...私は第三高等学校に入学した...
外村繁 「澪標」
...十三高等小学の記憶は...
直木三十五 「死までを語る」
...ふと第三高等学校仏蘭西語の教師に人を要するやの噂ちらと耳にせしかば早速事を京都なる先生に謀(はか)りしことありき...
永井荷風 「書かでもの記」
...二〇三高地は、日露戦争のとき、非常な激戦の後、日本軍が奪取したロシヤ軍陣地のあった山だ...
火野葦平 「花と龍」
...二〇三高地髷に、染奴が結っているのも、今夜、このハイカラ頭で、金五郎の気を引こうという作戦らしい...
火野葦平 「花と龍」
...むかしの三高時代に私は文科なら二回...
深瀬基寛 「悦しき知識」
...僕の三高時代(大正十年から十四年迄)は欧洲大戦の後の景気が徐々に退散し始めた頃であつて...
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」
...東京に出てからの三高は...
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」
...その三高に激励を惜しまなかつた故外山楢夫先生を懐ふ...
淀野隆三 「思ひ出づるまゝに」
...第三高調波(サードハーモニックス)を描く放送音楽(ラジオミウジック)……蓄電器(コンデンサアー)のように白々(しらじら)しく対立した感情……溷濁(こんだく)した恋情と...
蘭郁二郎 「古傷」
便利!手書き漢字入力検索