...いざ子ども三野蒜(のびる)摘みに...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...三野の國の造の祖先のオホネの王の女の兄姫(えひめ)弟姫(おとひめ)の二人の孃子が美しいということをお聞きになつて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...これは三野の宇泥須(うねす)の別の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
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武田祐吉 「古事記」
...「三野村さんはあってもお園さんは...
近松秋江 「霜凍る宵」
...「そりゃ三野村さん死なはった時には可哀そうにおしたで」と私をまで誘い込むようにいうのであった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...……なあ、私、三野村さんがお園さんに惚れはったようにあんなにほれた人見たことおへんわ」そういってまた若奴と私に話しかけながら、「三野村さん、あんたお園さんのどこがようてそんなにほれたんどすいうて訊くと、三野村さんもお園さんの、ほんならどこが好(え)えというところもないけれど、ただこうどことなくおとなしいようなところがええいうのどす」「じゃ、男の好きなのは誰の思うところも同じこった」と、私は、その三野村が女を観(み)る眼にかけては自分と正(まさ)しく一致していたことを思うにつけても、なるほどと肯(うなず)けるのであった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...「お園さんも三野村さんのところへよう行かはりましたなあ」というと...
近松秋江 「霜凍る宵」
...三野村さんよう言うてはりました...
近松秋江 「霜凍る宵」
...三野村のような男にいつまでも係り合っていては後の身のためにならぬと喧(やかま)しくいうのと...
近松秋江 「霜凍る宵」
...こんどはまた私から進んで三野村さんとお園さんを手を握るようにさしたのどす...
近松秋江 「霜凍る宵」
...それは皆な拵(こしら)え事で真相(ほんとう)は三野村のことが原因だったのですな……どうも...
近松秋江 「霜凍る宵」
...三野村自身のことでそんなに揉めているのとは知らず...
近松秋江 「霜凍る宵」
...「三野村さんもずっと前に一度そんなことをお園さんに勧めたことがあったのどす...
近松秋江 「霜凍る宵」
...それでお園さんを長いこと三野村さんのお花にはやらんようにしてたのどす...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そう魂を打ち込んで男にほれるというような性質(たち)の女じゃなさそうですな」「ようここで三野村さんと喧嘩してはりましたなあ」若奴がいう...
近松秋江 「霜凍る宵」
...お園さん三野村さんが死なはりました...
近松秋江 「霜凍る宵」
...三野の國大野郡の人が野中で遭つた女を家に連れて來て...
長谷川時雨 「春宵戲語」
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