...東京とニューヨークとハバロフスクの三都へ...
海野十三 「千年後の世界」
...其外にも三都の中の好事家(かうずか)侯国(こうこく)の逸人(いつじん)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...諸国の文人(ぶんじん)三都(と)の名家(めいか)妓女(きぢよ)俳優(はいいう)来舶清人(らいはくせいひと)の一絶(ぜつ)をも得(え)たり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...東京の三都の女に就いて何か書いて見ないかとの話しに...
竹久夢二 「砂がき」
...東京川崎横浜の三都市は完全な燈火管制を実施し...
戸坂潤 「社会時評」
...これを三都の三名物という...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを粗製して年々三都へ売り出すことにしたものだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...殊に三都の如きはその最も甚だしきものにして...
福沢諭吉 「日本男子論」
...三都市が盲(めしい)になった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...かつ三都共に一時は盛であって...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...こは三都をはじめ六十余州の名所霊蹟巡覧記ともいふべき仕組なれど作者の知らぬ処を善きほどに書きなしたる者なれば実際を写し出さぬは勿論(もちろん)...
正岡子規 「墨汁一滴」
...――だが、あの生れ損(そこな)い、何という綺麗(きれい)さなんだろうねえ、あんまり世間の評判が高いから中村座をのぞいたときにも、思い切って舞台すがたの美しい役者だとは思ったが、素顔が、又百倍増しなのだもの、三都の女子供が、血道を上げるのも無理はねえ――と、讃めて置いて、又、おこりっぽく、――おいらあ、しかし、今夜のことは忘れはしねえぜ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...その鉄眼はまた、飢饉の年でもあると、そんなにして集めた大蔵経のための浄財を投じて、買えるだけの米を買い、大坂、京都、江戸の三都で、飢民(きみん)を救った...
吉川英治 「大岡越前」
...尋ぬべき達人の門戸はござりますまいか」「左様……京坂江戸の三都には...
吉川英治 「剣難女難」
...三都はおろか田舎(いなか)城下にまで...
吉川英治 「治郎吉格子」
...三都より開港場(かいこうじょう)のほうに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...宝暦(ほうれき)頃から明和(めいわ)にかけて三都...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...三都諸国を流浪のあげく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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