...ブリュッヘルは三軍団の兵力(八万一千)をもって...
石原莞爾 「戦争史大観」
...若しドイツが会戦前第一ないし第三軍を一方面軍に編成してあったならば...
石原莞爾 「戦争史大観」
...三軍の味方を得たも同様...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...三軍電のごとく逝きき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...彼は三軍を叱するような声で言う...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...わずか三十六歳でしかなかったのかなあ」と三軍...
吉川英治 「黒田如水」
...予、三軍をひきいて、疾(と)くこれに游漁す...
吉川英治 「三国志」
...朝の光耀(こうよう)は三軍に映えている...
吉川英治 「三国志」
...曹軍は、三軍団にわかれ、曹操はその中央にあった...
吉川英治 「三国志」
...いま宇内(うだい)二分して、呉は南に覇をとなえ、魏は北に雄飛し、また君のご威徳によって、西蜀漢中の分野ここに定まるとはいえ、なお前途の大統一を思う同気の輩(ともがら)は、我が君が、あまりに世間の誹(そし)りを気にかけて、いわゆる謙譲の美徳のみを唯一の道としておいでになると、ついには君の大器を疑い、三軍の心、ために変ずるの憂いがないとはいえません...
吉川英治 「三国志」
...帷幕(いばく)や三軍の将士に頒(わか)つこそ...
吉川英治 「三国志」
...すでに孔明の三軍が近づきつつあることを告げ...
吉川英治 「三国志」
...果たして、彼がことばを結ぶと、蜀の三軍は、わあっと、大呼を揚げてその弁論を支持し、また自己の感情を、彼の言説の上に加えた...
吉川英治 「三国志」
...「三軍いま尺寸の功もなく...
吉川英治 「三国志」
...この夜を期して、「かならず司馬懿を捕えん」と、計りに計っていた孔明も、剣に仗(よ)り、壇に歩して昼は必勝の祈祷をなし、夕べは血をそそいで諸将と決死の杯を酌み交わし、夜に入るや手分けを定めて、三軍、林のごとく待ちうけていた...
吉川英治 「三国志」
...第三軍は、仙馬越前、北条遠江守、武田、江馬、渋谷、狩野などの諸族連合で、天王寺から平野街道を赤坂へ...
吉川英治 「私本太平記」
...義元の身を護るよりは敵へ当れッ」さすがに彼も三軍の総帥(そうすい)であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...三軍にわかれ、三道から進められ、旗鼓(きこ)雲に喊(かん)し、歩武山嶮(さんけん)を揺(ゆ)すった...
吉川英治 「新書太閤記」
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