...辞世 一諸(もろ)ともに契(ちぎ)りし事は半(なかば)にて斗満(とまむ)の露と消えしこの身は八十三老白里辞世 二 骨も身もくだけて後ぞ心には永く祈らん斗満(とま)の賑(にぎはひ)八十三老白里死後希望 露の身を風にまかせてそのまゝに落れば土と飛んでそらまで八十三老白里死後希望死出(しで)の山越えて後にぞ楽まん富士の高根(たかね)を目の下に見て八十三老白里と書いてあった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...侯及び伊藤井上の三老を崇拜して長州の三尊と稱す若し子に向て三尊中の第一座たる人を指名せよと求めば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...侯及び伊藤井上の三老を崇拝して長州の三尊と称す若し子に向て三尊中の第一座たる人を指名せよと求めば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ゆふの三老妓のみなりと云...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...三老人ホエリー号は太平洋航路の米国貨物船である...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...……三老人は、たまにこの古驛を見にくる山好きの旅びとなどがあると、その客を相手に、若いころからの此の村の變りやうをさまざまに思ひ出し、夜のふけるのも知らぬやうに語りきかせてゐた...
堀辰雄 「ふるさとびと」
...読めるような気がするのじゃ」三老人の言葉は...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それからこの三老人にとりかかるのだから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...三老人相手の仕事もいきいきと今日の生活の面に結びついて出来るつもりで楽しみです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...――たのむ、といわぬばかりに、三老臣は、慰撫(いぶ)に努(つと)めた...
吉川英治 「黒田如水」
...三老母は、答を知らない...
吉川英治 「三国志」
...三老の不忠を罵(ののし)った...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのうちに、三月六日のこと、園城寺の一夜から久しく登城の姿をここに見せなかった四老臣のうち――滝川三郎兵衛を除くのほか、三老職そろって、この日、長島に顔を見せた...
吉川英治 「新書太閤記」
...三老をもてなした後...
吉川英治 「新書太閤記」
...三老職が殺されて...
吉川英治 「新書太閤記」
...長島における三老職の刺殺事件や...
吉川英治 「新書太閤記」
...信雄が三老臣を誅殺(ちゅうさつ)した事件に端を発した伊勢の戦火は...
吉川英治 「新書太閤記」
...かつ三子への通路はこの三老に托すべし...
吉田松陰 「留魂録」
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