例文・使い方一覧でみる「三絃」の意味
スポンサーリンク...祭りで三絃を演奏する... 
...三絃を習っている...
...三絃の音色が心地よい...
...三絃の弦を張り替える...
...三絃の名曲を聴く...
...ちと三絃（ぺんぺん）でも...
泉鏡花 「歌行燈」
...あの重苦しい三絃の音までがいつとはなしに心のうちへ食い入って行くようなのである...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...二階からは三絃（しゃみせん）や鼓（つづみ）の音がにぎやかに聞こえた...
田山花袋 「田舎教師」
...しかも下谷にいる時などは僕と同棲中僕のおふくろから少しばかり習い覚えた三絃をお供つきで復習にきたなどという珍談もある...
辻潤 「ふもれすく」
...或（ある）論者は今なほチョボの文句の甚（はなはだ）拙劣にしてしかもまた無用の説明に過ぎざることを説けどもこは徒（いたずら）にその辞句のみを見て三絃の合（あい）ノ手（て）とその節廻（ふしまわし）を度外に置きたるがためのみ...
永井荷風 「江戸芸術論」
......
永井荷風 「矢はずぐさ」
...三絃にも妙を得て...
中里介山 「大菩薩峠」
...十三絃（じゅうさんげん）を南部の菖蒲形（しょうぶがた）に張って...
夏目漱石 「虞美人草」
...今度は十三絃（げん）を派手（はで）に弾き出しました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「十三絃（げん）の琴は中央の絃（いと）の調子を高くするのはどうもしっくりとしないものだから」と言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...娘へも促すように自身で十三絃の琴を几帳（きちょう）の中へ差し入れた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...物哀れな気持ちになっていて明石は十三絃（げん）の琴を弾（ひ）きながら縁に近い所へ出ていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...帝（みかど）からお賜わりになった十三絃（げん）の琴などは六条院のためにお馴染（なじみ）の深い音色（ねいろ）を出して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮は十三絃をほのかにお掻（か）き鳴らしになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...寝殿の西座敷のほうで琵琶（びわ）と十三絃（げん）の音がするために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...十三絃（げん）の艶（えん）な音も絶え絶えに混じって聞こえる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...十三絃を合い間合い間にほかのものに合わせてだけお弾（ひ）きになるにとどまった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女房に十三絃（げん）をお出させになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
便利！手書き漢字入力検索