...ところが老人達は二三竿の疎らな枝葉の上に宿る一片の涼味のほかに趣味を見出すまいとする...
會津八一 「趣味の修養」
...否(うんにや)全体(みんな)で三竿でその中の一竿はハア...
石川啄木 「赤痢」
...否(うんにや)全體(みんな)で三竿でその中の一竿はハア...
石川啄木 「赤痢」
...既に三竿に及べり...
大町桂月 「水戸觀梅」
...二た竿(さお)三竿ばかりちょろちょろと水底(みなそこ)を衝(つ)いて往復して居た...
谷崎潤一郎 「秘密」
...日が三竿(さんかん)にもなって...
中里介山 「大菩薩峠」
...朝日の三竿(さんかん)に上る頃にやっと眼をさましました...
中里介山 「大菩薩峠」
...御兩所」月まさに三竿(かん)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御両所」月まさに三竿(かん)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...成程日はもう三竿(かん)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...病夫眠寤日三竿...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...日三竿(さんかん)に及びて蹶起(けっき)して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...陽が三竿(かん)に至っても起きる気(け)しきが見えません...
吉川英治 「江戸三国志」
...陽(ひ)は三竿(かん)...
吉川英治 「江戸三国志」
...陽はすでに三竿(さんかん)...
吉川英治 「三国志」
...いつになく彼は日の三竿(さんかん)にいたるまで寝所から出て来なかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...陽の三竿(かん)にかかる頃には...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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