...残りの大壜と共口の小壜とには三盆白のやうな白い粉が這入つて居た...
有島武郎 「お末の死」
...黐(もち)でとると翅がよごれるといつて三盆白の袋を竿のさきへつけ庭から墓場へとさがしてあるく...
中勘助 「銀の匙」
...三盆白(さんぼんじろ)を少々……」「砂糖を……どうする?」「これが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...八畳敷に三盆白の砂糖を三尺嵩に積ンで月に三度づつ五十人の芸妓を丸裸のまゝ相撲を取らすといふたはけは...
村上浪六 「上方者の啖呵」
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