...「三男」には特に熟語としての意味はないため、エラーとなります...
...三男である彼に跡継ぎとしての責任が生じた...
...三男の家と同様だつた...
芥川龍之介 「庭」
...今度は三男のわたしが...
石川三四郎 「浪」
...三男の狷介(けんすけ)と云ふのが...
石川啄木 「鳥影」
...父はこの町のMといふ旧家の三男かであつたのを...
太宰治 「津軽」
...この郡の地主フョードル・パーヴロヴィッチ・カラマゾフの三男で...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...嫡子及(および)二男三男等も勤仕を命ぜられることになり...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...(母親きかえさしてやる)三男 かあちゃん...
新美南吉 「病む子の祭」
...三男 いつのこと?母 ずっとむかしのことさ...
新美南吉 「病む子の祭」
...母 近道って? おまえお医者さんのお家へいく近道知ってるの?三男 井戸車のある家と...
新美南吉 「病む子の祭」
...旗本の次男三男、諸藩のお留守居、腕に覺えの浪人者など、辻斬退治に出かける向きもありましたが、相手はそれに輪をかけた凄腕(すごうで)で、いづれも一刀兩斷にしてやられるか、運よくて、這々(はふ/\)の體で逃げ歸るのが關の山でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大旗本の二男三男と言つた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やはり同業の青梅屋(おうめや)の三男坊で新七というのがきまった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...越智男爵の三男で...
久生十蘭 「キャラコさん」
...興津の太田三男氏等の厚誼によつて...
柳宗悦 「和紙十年」
...「私は御家人の三男に生れ...
山本周五郎 「おれの女房」
...名家名門の次男三男の女出入りの尻拭い...
夢野久作 「近世快人伝」
...三男の曹植は、詩を賦(ふ)して、父との別れを惜しんだ...
吉川英治 「三国志」
...父の義朝がわざと三男へ伝家の『髯切(ひげきり)』の一刀に...
吉川英治 「源頼朝」
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