...)主人 困ったものだ、黒ん坊の王様に殺されなければ好(い)いが、――三王城の庭...
芥川龍之介 「三つの宝」
...鉱物の三王国(キングドム)を通じてのことなのである...
石川欣一 「可愛い山」
...この三王(みはしら)は太子(ひつぎのみこ)六の名を負はし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...三王子はこんなめずらしい男を三人まで家来にかかえたので...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...この姉妹の三王女のうち...
谷譲次 「踊る地平線」
...その重なものに共通する因子は、技術の世界をば自然界と精神界(観念界・道徳・人生・其の他の世界を含めて)との何等かの中間領域、第三王国、とすることである...
戸坂潤 「技術と科学との概念」
...クリストフは三王星という飲食店の赤い家根の方へ進んでいった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...三王子は一生懸命に鳥の首筋にしがみついていましたが...
豊島与志雄 「夢の卵」
...それから又公羊家の考で天子が崩ずれば存して三王と爲り...
内藤湖南 「易疑」
...尚書者述五帝三王五伯之事...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...是に就いては五帝三王の外に五覇をも認める意味でしたものだとする公羊家の解釋も一應は首肯されるが...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...臣聞三王立極...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...殊に第三王朝の王樣の墓穴に深く這入つた時は...
濱田耕作 「埃及雜記」
...たゞ無暗と愉快さうにもじもじして居たが再三王に追求せられて...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...その著「三王外記」のうちに...
吉川英治 「大岡越前」
...これへ出せ」三王忠は...
吉川英治 「三国志」
...「三王外記」の記す...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...および「三王の法」を述べ「周召の業」を明らかにせんとしていることを指摘して...
和辻哲郎 「孔子」
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