...途中まず無事に三橋まで引上げた...
泉鏡花 「薄紅梅」
...車を二臺雇つて大佛前の三橋へ走らせ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...許宣は三橋巷(さんきょうこう)の親類へと往った...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...男谷と言えば、その次には、今時の今堀、榊原、三橋、伊庭、近藤というあたりに及ぶべきところだが、会談が溯(さかのぼ)って島田虎之助が出る...
中里介山 「大菩薩峠」
...入れ違って三橋(久夫)君が上ったが...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...昭和二十一年十月朔日赤城山にて原口 統三橋本一明君机下EtudesApprcions sans vertigel'tendue de mon innocence.―Arthur Rimbaud―*1告白...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...名宝側の招待で小尾悦太郎・三橋に連れられて得月へ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三橋等の意見も「大相撲が一つ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三橋はこっちへ来て営業部長といふ昇進振りだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三橋といふ凶悪なのが来り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...那波・渋沢・三橋・日野・安藤とゐて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...やっと広小路から三橋を池の端へ...
正岡容 「小説 圓朝」
...それでまだ物足らぬと見えて屋根の上から三橋の欄干(らんかん)へ綱を引いてそれに鬼灯(ほおずき)提灯を掛けて居るのもある...
正岡子規 「熊手と提灯」
...三橋渡れば左右の飲食店建物いかめしけれど内は淋し気に見ゆ...
正岡子規 「夜寒十句」
...この時霽波の車は一旦三橋を北へ渡ったのが...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...一同の送り言葉を後にしてゆるゆると三橋の方へ指して行った...
吉川英治 「剣難女難」
...三橋(みはし)の田楽屋で飲んでいたものか...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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