...坐禅しているときに、深い集中状態を表す言葉「三昧境に入る」...
...三昧境に入ると自己との境目が消えるとも言われる...
...心を落ち着け、深い瞑想状態に入ることを目指す仏教用語「三昧境」...
...瞑想修行によって探究していく境地である「三昧境」を目指す人がいます...
...仏教用語で深い瞑想の境地をさす「三昧境」に入り、心を浄化したい...
...いつも自分が三昧境に惹き入れられるのを覚える...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...行乞と魚釣と句作との三昧境に没入したいと思ふ...
種田山頭火 「其中日記」
...久能は不快さの中にも三ツ木のキューを握っている恰好の憑かれた三昧境を思い浮べて...
豊田三郎 「リラの手紙」
...この女の三昧境(さんまいきょう)かも知れません...
中里介山 「大菩薩峠」
...それも全く無理のないことで、人はそれぞれその楽しむところに於て三昧(さんまい)に入り得る特権を持っているのですから、この男が唯一の芸術に、我が三昧境に、我を忘るるはやむを得ないことですが、ただ一つ他目に見て不思議なことは、お雪ちゃんというものが、その後、なんらの挨拶をしていないということであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...米友が陶酔境からついに三昧境に入るまでのかなり長い時間を...
中里介山 「大菩薩峠」
...夢からさめたように三昧境を出でるの時が来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...96舞い男――イスラム教の教団の一つに歓喜して踊り狂うことによって神との合一の三昧境(さんまいきょう)を現出しようとするのがあるが...
オマル・ハイヤーム 'Umar Khaiyam 小川亮作訳 「ルバイヤート」
...その三昧境(さんまいきょう)にあるような気がする...
林芙美子 「生活」
...孤独の三昧境(さんまいきょう)は既にこの二三年前から内からも外からも少しずつ破壊されていた...
原民喜 「冬日記」
...生命を超えて芸術の三昧境に入る心持であるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...今はもう余りに慣れて一寸気取らずには居られないといふ三昧境で...
牧野信一 「村のストア派」
...三昧境釣人諸兄...
正木不如丘 「健康を釣る」
...三昧境の方から、右に述べた鮠釣りの流しを、もう一度説く...
正木不如丘 「健康を釣る」
...要するに釣人が三昧境に居るからである...
正木不如丘 「健康を釣る」
...三昧境の賜である...
正木不如丘 「健康を釣る」
...任運無碍(にんぬんむげ)の三昧境(さんまいきょう)を味い得たことにあるのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
便利!手書き漢字入力検索