...得三手燭(てしょく)にてこの仕懸を見せ...
泉鏡花 「活人形」
...人形師の住居(すまい)と三手(みて)に分れて...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...百五十の軍勢を三手に相分け...
太宰治 「右大臣実朝」
...はじめは軍勢を三手にわけて第一は相州の宅...
太宰治 「右大臣実朝」
...忽之を根に持ち再三手紙にて来訪を請へども遂に来らず...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...八の三手紙(てがみ)は古風(こふう)な状箱(じようばこ)の中(うち)にあつた...
夏目漱石 「それから」
...三手紙を書く間、待たぬかといふと、平次はどうせ倉造が戻るのは九時頃だらうから待つのも好いが昨夜のでんは堪えられぬと不気嫌であつた...
牧野信一 「水車小屋の日誌」
...二手も三手も前から遠囲みの陣形で攻撃にかゝると...
牧野信一 「泉岳寺附近」
...二手か三手指したとき...
山本周五郎 「青べか物語」
...然し彼は疲れきっていた、もう精も根も遣いきっていたのだ、二手、三手、泳ぎだすとすぐそれに気がつき、これはいけないと思った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...三手をあげながら...
山本周五郎 「山彦乙女」
...三面から三手に分け...
吉川英治 「三国志」
...西門北門南門の三手から...
吉川英治 「三国志」
...先ず全軍を三手に分った...
吉川英治 「三国志」
...街道をまん中に三手に備え...
吉川英治 「私本太平記」
...ふた手三手にわかれた小部隊が...
吉川英治 「新書太閤記」
...三手(みて)が引ッ掛け...
吉川英治 「新・水滸伝」
...同勢をすべて三手に分けて...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??