...二房(ふたふさ)三房(みふさ)...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...むろん一脉の温情は相互の間を通うてはゐるけれど(私としては葡萄二房三房あげたのがせい/″\だつた)...
種田山頭火 「行乞記」
...漸くで二房三房とつた...
長塚節 「炭燒のむすめ」
...白藤の花は三房あります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...杉の小枝を三房結わえてある...
柳田国男 「雪国の春」
...世間ではそれを“三房(ぼう)ノ智(ち)”と申したりしておりますそうな」「もっぱら宋学の新説を学びとり...
吉川英治 「私本太平記」
...いわゆる“重臣の三房(ぼう)”(北畠親房(きたばたけちかふさ)...
吉川英治 「私本太平記」
...――著名なる“天皇側近の三房”の一人宣房(のぶふさ)の嫡(ちゃく)...
吉川英治 「私本太平記」
...天皇後醍醐も側近三房の名も...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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