...三又土筆と云つて一つの茎から三つの土筆が出てゐるのがあるかも知れないからね...
野口雨情 「虹の橋」
...なんだか三又土筆てのを見つけるやうな気がしてよ』とおたあちやんは行く途々(みちみち)云ひました...
野口雨情 「虹の橋」
...『三又土筆て、ほんとにあるのか知ら、おきいちやんどう思つて』『わたしは、あると思ふわ』『さう、わたしなんだか判らなくなつてよ』『だつて、まだこれからだもの』お互に摘んだ土筆を見せ合つたりなんかして、又二人は摘みはじめました...
野口雨情 「虹の橋」
...見つけたいと思ふかんじんの三又土筆は見つかりませんでした...
野口雨情 「虹の橋」
...ほら三又土筆(つくし)だわ』と云つて...
野口雨情 「虹の橋」
...いくら探しても三又土筆は見つかりませんでした...
野口雨情 「虹の橋」
...三又土筆(つくし)が自分に見つからないで...
野口雨情 「虹の橋」
...憎い憎い三又土筆が載つてゐました...
野口雨情 「虹の橋」
...その三又土筆を掴むなり小川の中へ抛(はふ)り投げて了ひました...
野口雨情 「虹の橋」
...三又土筆(つくし)のことをお母さんに話して了(しまほ)ふかと思ひましたが...
野口雨情 「虹の橋」
...三又土筆(つくし)がなかつたら...
野口雨情 「虹の橋」
...三又(さんまた)と物干竿(ざを)とが轉がり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恰度竹越三又氏が人民新聞(東京新聞の改題)をやることになつたから入らぬかと云ふ...
三島霜川 「自傳」
...日高郡三又(みつまた)大字は...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...「じつに尻の長いやつだ」三又平は失笑(ふきだ)しそうになった...
山本周五郎 「風流太平記」
...霞浦も三又近くのがれた處へ...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...三又八は、土のついた青銭を、掌のうえでかぞえた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...頭をここへ持って来いっ」三又八はなんと罵(ののし)っても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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