...彼らは本当に三人三様で、意見がまとまりません...
...クラスメイトたちは服の着こなしにも三人三様で、個性豊かです...
...明日の旅行の計画は三人三様で、どこに行こうか迷います...
...友人たちの趣味は三人三様で、誕生日プレゼントに何をあげたらいいか悩みます...
...このプロジェクトの目標については、三人三様の見解があります...
...三対一の比率が出ていると思う」「成程(なるほど)ねエ――」三人三様の議論が丁度(ちょうど)一巡(いちじゅん)したところへ...
海野十三 「空襲葬送曲」
...希代の異常犯罪者三人三様の思いをのせて...
江戸川乱歩 「影男」
...各自(めい/\)の境遇が思はれるやうな三人三様の咏(よ)み風(ふう)は面白かつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...そこへ東洋城が来て三人三様の解釈をして議論をしていました...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...「三人三様の東北弁がおもしろかった」と批評した...
野村胡堂 「胡堂百話」
...吉五郎は私の身代を継ぎ、長次郎はお新を女房にし、要助はなんか都合の好(い)いことをしたかも知れず、三人三様に、疑えば、疑えるのでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...このまゝ二人が遠くへ走つて行つてくれた方が可憐で面白いには面白いと三人三様に考へてもゐた...
林芙美子 「「リラ」の女達」
...もう不用になった黒い羽織の紐! 三人三様の声で「マア」「アラ」「ヘエ」と申す始末でしたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...三人三様の幸福もすべて前生の報いだというのである...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その性格は三人三様であった...
吉川英治 「剣の四君子」
...こう三人三様な性格が...
吉川英治 「剣の四君子」
...いわば女の三人三様を幕府が選んでよこしたようなものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...この三人三様の風貌をもった賊の頭目は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...昔、てまえも知っていた仲で、三人三様、みなひとかどの男ですし、それにひょっとしたら、公孫先生の消息もそこで聞けるかもしれません」「お...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三人三様の風態(ふうてい)をながめて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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