例文・使い方一覧でみる「三つ」の意味

...この私の三つのイズムに対する見方は誤っていないだろうか... この私の三つのイズムに対する見方は誤っていないだろうかの読み方
有島武郎「惜みなく愛は奪う」

...下流の三つにわけてある... 下流の三つにわけてあるの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...医者と薬と養生の三つのなかで... 医者と薬と養生の三つのなかでの読み方
高神覚昇「般若心経講義」

...三つのすがたとなって現われたそのもととなるものは... 三つのすがたとなって現われたそのもととなるものはの読み方
津田左右吉「日本歴史の特性」

...今の三つの立場に立つ夫々の空間概念は何れも専門的空間概念に外ならない...
戸坂潤「空間概念の分析」

...延長は次元（Dimension）と連続と長さの三つの分から成り立っているのである... 延長は次元と連続と長さの三つの分から成り立っているのであるの読み方
戸坂潤「現代唯物論講話」

...わずかに切れぎれになった笠ほどのが三つばかり... わずかに切れぎれになった笠ほどのが三つばかりの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...五十畳（じょう）の広間に二つ三つ人間の塊（かたまり）が出来ている... 五十畳の広間に二つ三つ人間の塊が出来ているの読み方
夏目漱石「坊っちゃん」

...三つの部分に分れていた... 三つの部分に分れていたの読み方
野上豊一郎「パラティーノ」

...此の三つの大山が... 此の三つの大山がの読み方
野上豊一郎「吹雪のユンクフラウ」

...念の為に鶴嘴（つるはし）で二つ三つ叩くと... 念の為に鶴嘴で二つ三つ叩くとの読み方
野村胡堂「水中の宮殿」

...肝甚（かんじん）のことを二つ三つ言ひ落して居るやうです... 肝甚のことを二つ三つ言ひ落して居るやうですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...二つか三つ私よりも年長（としかさ）なので... 二つか三つ私よりも年長なのでの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...なおついでに『随想録』の三つの時期に準拠して彼の学問知識に関する考えを整理して見ると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...ともかく南面の枝に三つ四つ... ともかく南面の枝に三つ四つの読み方
山本周五郎「半之助祝言」

...裏には一寸した室が二つか三つ以上ある... 裏には一寸した室が二つか三つ以上あるの読み方
夢野久作「東京人の堕落時代」

...都賀子は鏡子よりは二つ三つの年上で洒脱（しやだつ）な江戸女である... 都賀子は鏡子よりは二つ三つの年上で洒脱な江戸女であるの読み方
與謝野晶子「帰つてから」

...仰せ承（うけたまわ）る三つのこと... 仰せ承る三つのことの読み方
吉川英治「親鸞」

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