...万葉調で歌うのは難しそうだ...
...せっかくなので、この歌を万葉調で歌いたい...
...演歌を万葉調にアレンジするなんて斬新ですね...
...日本古来から伝わる万葉調には、深い意味が込められていると言われています...
...歴史ある万葉調を唄うことは、日本の魂を感じることができます...
...いつてみれば源太は万葉調で四郎は新古今調だ...
伊丹万作 「余裕のことなど」
...万葉調美人――焼き滅ぼさん何とか...
原民喜 「四五ニズム述懐」
...自ら万葉調なりという...
正岡子規 「曙覧の歌」
...生が好む所の万葉調といふ者は一向に見当り不申候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...歌にていはば万葉調...
正岡子規 「人々に答ふ」
...これらの外に万葉調の歌にて善き者も出来(でく)べく...
正岡子規 「人々に答ふ」
...万葉以後一千年の久しき間に万葉の真価を認めて万葉を模倣(もほう)し万葉調の歌を世に残したる者実に備前(びぜん)の歌人平賀元義一人のみ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...この間においてただ一人の平賀元義なる者出でて万葉調の歌を作りしはむしろ不思議には非(あらざ)るか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...しかも彼は卓然(たくぜん)として世俗の外に立ち独り喜んで万葉調の歌を作り少しも他を顧(かえりみ)ざりしはけだし心に大(おおい)に信ずる所なくんばあらざるなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...かくの如くして元義の名はその万葉調の歌と共に当時衆愚の嘲笑の裏(うち)に葬られ今は全く世人に忘られ了らんとす...
正岡子規 「墨汁一滴」
...是(ここ)において余は始めて平賀元義の名を知ると共にその歌の万葉調なるを見て一たびは驚き一たびは怪しみぬ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...(二月十五日)元義の歌は醇乎(じゅんこ)たる万葉調なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...元義は終始万葉調を学ばんとしたるがためにその格調の高古(こうこ)にして些(いささか)の俗気なきと共にその趣向は平淡にして変化に乏しきの感あり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...おばあさんのは万葉調なのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いずれにしても万葉調が驚くべきものだという点では誰も異論はないはずです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...万葉調の歌人として知られてゐた坂井久良岐の選で天位になつた...
吉井勇 「老境なるかな」
...万葉調をとり入れた作品を示して俳壇の瞠目をあつめた...
芝不器男 「不器男句集」
...万葉調の歌人であったというぐらいなところしか見当らない...
吉川英治 「随筆 新平家」
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