...この問題には万策を尽くして解決しなければならない...
...彼は困難な状況でも万策を練る才能がある...
...万策が尽きたと思っていたが、彼が新しいアイデアを出した...
...彼女は万策を弄して私を挑発した...
...政府はこの問題に対して万策を講じることを約束した...
...遂に万策(ばんさく)つきて...
海野十三 「キド効果」
...流石の怪人も今は最早や万策尽き...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...万策尽きた笠森判事は愈々奥の手を出す時だと思った...
江戸川乱歩 「心理試験」
...しかも万策つきた与八はせめて苦衷を正造に訴えんものと...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...万策尽きた際とて...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...万策尽きたとしても...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...しまいには万策つきて...
豊島与志雄 「理想の女」
...こういう過激な手段をとりたくはなかったのですけれど、万策尽きました...
火野葦平 「花と龍」
...万策尽きた形である...
火野葦平 「糞尿譚」
...既に万策尽きて船は沈みかけている...
牧逸馬 「運命のSOS」
...もはや万策つきた最後のどたん場にのぞんでは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...万策を講じて遠い海の果(はて)からこれをたぐり寄せ...
柳田国男 「海上の道」
...……………………ペンを取り上げて同封の葉書の「出席」と印刷した下へ「槻田万策(まんさく)」と署名をして傍に置く...
夢野久作 「涙のアリバイ」
...万策無きこともないかに思われまする」「奇をとって変ずべしとか」「さればです...
吉川英治 「上杉謙信」
...万策も効なき最悪の破局にいたるやも知れぬ...
吉川英治 「黒田如水」
...さすがの陳宮も万策つきたか...
吉川英治 「三国志」
...万策をお計りあれ...
吉川英治 「三国志」
...道には樹林を伐(き)ッて仆すなどの万策もとっているので...
吉川英治 「私本太平記」
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