...乃(すなは)ち唯一の地心は万木の生命の根ざす所...
石川啄木 「閑天地」
...今までは蕭条(しょうじょう)として常磐木(ときわぎ)のほかの万木千草はことごとく枯れ果てたかと思われていた中に...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...万木(ばんぼく)おふくが通るげで五百雪駄(せった)の音がするチーカロンドン...
中里介山 「大菩薩峠」
...秋風鳴万木...
夏目漱石 「思い出す事など」
...万木(ばんぼく)の落葉や...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索