...単に四分案に対して七厘の減率を為したるに過ぎずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一分銀七十八万二千六百十五個六分七厘」の購入費にあてられているのであるが...
服部之総 「明治の五十銭銀貨」
...上等品にて蛋白質一分八厘、含水炭素二分七厘、繊維七厘、水分九割四分なり...
村井弦斎 「食道楽」
...乳糖四分七厘あり...
村井弦斎 「食道楽」
...○パンは日本製にて蛋白質五分五厘、脂肪二厘、含水炭素五割五分、繊維一分九毛、鉱物質七厘三毛、水分三割七分三毛なり...
村井弦斎 「食道楽」
...その脇へ七厘を置いてある家(うち)もある...
村井弦斎 「食道楽」
...もしも焜炉(こんろ)や七厘でそれだけの火気を使ったら五...
村井弦斎 「食道楽」
...これだけの火気を焜炉(こんろ)や七厘で使用したら一時間ごとに炭をつがねばならん...
村井弦斎 「食道楽」
...今日のはカステラ鍋を使わずに普通の火鉢でも七厘でも容易(たやす)く出来る西洋菓子だが今の品物へ大きな玉子を六つ加えて粒のないようによく溶くのだ...
村井弦斎 「食道楽」
...含水炭素四割七分七厘...
村井弦斎 「食道楽」
...炭の代七厘にて足りるという所から来たそうであります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...台所で手荒く使われる湯釜だとか七厘(しちりん)だとかに見るべきものがあります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...針金で巻いた七厘があるが...
山本周五郎 「季節のない街」
...七厘に火を焚きはじめた...
山本周五郎 「季節のない街」
...七厘の前にしゃがんだまま...
山本周五郎 「季節のない街」
...膳の脇にある七厘の上で...
山本周五郎 「ちゃん」
...七厘(しちりん)の炭のよしあし...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...据斬(すえきり)、試(ため)し物目録一陣笠(じんがさ)、厚味三分七厘...
吉川英治 「山浦清麿」
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