...翁は七十七歳であつた...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...現代風に満で数えると七十七歳...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...鳩巣は亨保十九年に七十七歳にて逝けり...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...私の父は七十七歳まで完全に蔽(おお)われた顱頂(ろちょう)を有(も)っていたから...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...就中一雲氏は七十七歳で最近病臥して居られたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...天保十二年の九月に七十七歳でお亡くなりになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...七十七歳のハイドンは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...七十七歳の長壽を尊いと思ひながらも...
林芙美子 「旅人」
...七十七歳の鈴木さんを首相にご親任になったのは...
久生十蘭 「だいこん」
...この老人は土岐(とき)家の後室、本年七十七歳、むかしは奥平藩士の奥様で、武家の礼儀作法を大事に勤めた身であるから、今日の福澤の家風を見て、何分不作法で善くない、左(さ)ればとて是(こ)れが悪いと云う箇条もない、妙な事だと思(おもっ)て居るだろうと、私は窃(ひそか)に推察します...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...」菅氏では茶山が此年七十七歳になつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年池田氏の宗家で二世瑞仙晋(ずゐせんしん)が七十七歳で歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...この年七十七歳を以て...
森鴎外 「渋江抽斎」
...弘化三年に壽阿彌が七十七歳になつた時の事である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...七十七歳の時、日本橋クラブに翁の喜寿祝賀会が盛大に催された...
山本笑月 「明治世相百話」
...延宝七年七月七日一行しるす◆第三参考野見山法倫(のみやまほうりん)氏談話▼聴取日時前同日午後三時頃▼聴取場所如月寺方丈(ほうじょう)に於て▼同席者野見山法倫氏(同寺の住職にして当時七十七歳...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...来年は七十七歳になるという弥兵衛老人が...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...歌人でもあり七十七歳にもなりながら...
吉川英治 「随筆 新平家」
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