...明治丁亥六月秋月種樹撰...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...七日、丁亥、越後国三味庄の領家雑掌、訴訟に依つて参向し、大倉辺の民屋に寄宿せしむるの処、今暁盗人の為に殺害せらる、曙の後、左衛門尉義盛之を尋ね沙汰し、敵人と称して、件の庄の地頭代を召し取る、仍つて其親類等、縁者の女房に属し、内々尼御台所の御方に訴申す、而るに義盛の沙汰相違せざるの由、之を仰出さる、申次駿河局突鼻に及ぶと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...十六日、丁亥、天晴、安念法師の白状に依りて、謀叛の輩を、所々に於て生虜らる、凡そ張本百三十余人、伴類二百人に及ぶと云々、此事、濫觴を尋ぬれば、信濃国の住人泉小次郎親平、去々年以後謀逆を企て、輩を相語らひ、故左衛門督殿の若君を以て大将軍と為し、相州を度り奉らんと欲すと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...二日、丁亥、晴、寅刻地震...
太宰治 「右大臣実朝」
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二葉亭四迷 「浮雲」
...東京名墓顕彰会席上講演即興吉原も序に墓の部に入れる(昭和丁亥文月改稿)...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
...(昭和丁亥盛夏記...
正岡容 「滝野川貧寒」
...(昭和丁亥浅春)大津絵雑感木村荘八先生は自ら三絃を取上げられ雨の夜ににつぽんちかくと……」云ふ異国情緒の大津絵を謳はれるが...
正岡容 「寄席風流」
...丁亥」と題する作で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年丁亥正月なるべきことを推定した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒の星期が丁亥の初にあつたことも亦自ら明になるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丁亥の三月は大なるが故に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...脈式の序は末に「文政丁亥清和月伊沢信恬記」と署してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...事在文政丁亥」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...前年丁亥の事を叙せむがために...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又文政辛巳と丁亥とには...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正保(しょうほう)四年丁亥(ていがい)十二月朔日(さくじつ)興津弥五右衛門景吉華押(かおう)興津才右衛門殿正保四年十二月二日...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...二十年丁亥、四十一歳...
森鴎外 「能久親王年譜」
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