...明治丁亥六月秋月種樹撰...
秋月種樹 「南洲手抄言志録」
...十六日、丁亥、天晴、安念法師の白状に依りて、謀叛の輩を、所々に於て生虜らる、凡そ張本百三十余人、伴類二百人に及ぶと云々、此事、濫觴を尋ぬれば、信濃国の住人泉小次郎親平、去々年以後謀逆を企て、輩を相語らひ、故左衛門督殿の若君を以て大将軍と為し、相州を度り奉らんと欲すと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...○永四歳(丁亥)十月二日と彫ってある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...○永四歳(丁亥)十月二日と彫ってある...
徳冨蘆花 「地蔵尊」
...時維(ときにこれ)昭和廿二年歳次丁亥(ていがい)臘月(ろうげつ)の某日である...
永井荷風 「葛飾土産」
...乾隆丁亥夏五(けんりゅうていがいかご)長洲(ちょうしゅう)沈徳潜(しんとくせん)書(しょ)す時に年九十有五...
夏目漱石 「思い出す事など」
...(昭和丁亥盛夏記...
正岡容 「滝野川貧寒」
...(昭和丁亥七月稿)...
正岡容 「山の手歳事記」
...(昭和丁亥浅春)大津絵雑感木村荘八先生は自ら三絃を取上げられ雨の夜ににつぽんちかくと……」云ふ異国情緒の大津絵を謳はれるが...
正岡容 「寄席風流」
...丁亥」と題する作で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その百七十六菅茶山の丁亥歳首の書には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...客歳は此年丁亥で...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是に由つて観れば丁亥に来り嫁した新婦は横田氏勇であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...榛軒の星期が丁亥の初にあつたことも亦自ら明になるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丁亥の三月は大なるが故に...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...丁亥に生れた女子は名をれんと云つたさうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又文政辛巳と丁亥とには...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正保(しょうほう)四年丁亥(ていがい)十二月朔日(さくじつ)興津弥五右衛門景吉華押(かおう)興津才右衛門殿正保四年十二月二日...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
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