...「一驚する」は、突然の出来事に驚くこと...
...「あの発言には一驚したよ」...
...「帰宅したら家に泥棒が入っていて、一驚した」...
...「警察に逮捕された時には、私は一驚で何も言えなかった」...
...「あのニュースを見た時、一驚して驚愕した」...
...主従(しゅうじゅう)ともに一驚(いっきょう)を吃(きっ)したのは...
泉鏡花 「雨ばけ」
...私達は更に一驚を吃(きっ)しないではいられませんでした...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...自分の畠を自由に何のかかずらいもなく所有している人間を町中で十二人と挙げることはなかなかできないのを知ってわたしは一驚を喫した...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そのまずきことに一驚を喫し候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...なかなかハイカラな構えの家だったので、男爵には、一驚だった...
太宰治 「花燭」
...まったく一驚を吃(きっ)せずにはいられなかったのであった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...「あの僧侶の『教会は現世の王国にあらず』ということばには一驚を喫しました...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...既に政府と伊藤侯との間に協定を經たるを審かにして一驚を喫したりしが如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...厳格なる日本の鑑賞家といへどもまた聊(いささか)一驚せざるを得ざるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...一驚を喫しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...第一驚いたのは、大牟田なんてとこの客が、よくユーモアを解することだ、ぐっと調子を下ろさなくては、なるまいと思ってたのが、東京のまんまでいゝのだ、むしろ東京でもいゝ方の客と同じである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...一驚して讀んでゐたが...
堀辰雄 「夏の手紙」
...大原も土産物(みやげもの)の饒多(じょうた)なるに一驚(いっきょう)し「小山君...
村井弦斎 「食道楽」
...一驚(いっきょう)したが...
吉川英治 「三国志」
...一驚を覚えられた...
吉川英治 「私本太平記」
...一驚せずにいられなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...一驚(いっきょう)を喫(きっ)したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...だが一驚を喫したのは装備の方の請求だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
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