...彼女は他の学生たちに一頭地を抜くほど成績が優秀だ...
...彼は競馬で一頭地を抜いて優勝した...
...その店の商品は他社よりも一頭地を抜いている...
...子供たちの中で、この子は運動が得意で一頭地を抜いている...
...この作品は他の作品とは違って、独創性があって一頭地を抜いている...
...たちまち一頭は溝に落ちてますます狂い出す...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...春廼舎の『書生気質』や硯友社連の諸作と比べて『浮雲』が一頭(いっとう)地(ち)を挺(ぬき)んずる新興文芸の第一の曙光(しょこう)であるは争う事は出来ない...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...一頭の肥えたる牛を二つの部分に分ちしが...
高木敏雄 「比較神話学」
...一頭もいませんでした...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...』7槍馬士(ピカドウル)から仕留士(マタドウル)までかかって一頭の牛を斃(たお)す...
谷譲次 「踊る地平線」
...運命こゝに一頭の獅子を引き出す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...溺(おぼ)れたものは一頭もありませんでした...
豊島与志雄 「エミリアンの旅」
...あるお大名屋敷に飼ってあったという荒熊が一頭逃げ出しましてな...
中里介山 「大菩薩峠」
...その不合格品でさえ一頭数十円で希望者に応じきれない...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...一頭のブレナム号に大きな希望があります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...他の多くの神や諸王は一頭を前額(ひたい)に戴(いただ)くとした(バッジ『埃及諸神譜(ゼ・ゴッズ・オヴ・ゼ・エジプチアンス)』二...
南方熊楠 「十二支考」
...併(しか)し馬車は随分質素な一頭立(だて)で...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...官吏と富者の乗る物は一頭立で...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...どれか手ごろなのを一頭選んできて...
吉川英治 「三国志」
...一頭の駿馬を与え...
吉川英治 「三国志」
...いま、琵琶湖(びわこ)の心をさして、一頭の馬は、鮮やかに水を掻いてゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...弁円の開(あ)けて入った妻扉(つまど)から中へ躍りこんできた一頭の黒犬があったのです」「えっ? 犬が」「弁円の飼犬なのでしょう...
吉川英治 「親鸞」
...一頭の駒を曳いて...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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