...彼は一領の犬を飼っています...
...一領の鳥が飛んでいる...
...朝、一領の野菜を収穫しました...
...その山は一領するには大きすぎる...
...海外旅行のお土産に一領のスカーフを買ってきた...
...萩模様のある直垂(ひたたれ)を一領...
芥川龍之介 「邪宗門」
...侍女二人衝(つ)と出で、引返して、二人して、一領の鎧を捧げ、背後(うしろ)より颯(さっ)と肩に投掛く...
泉鏡花 「海神別荘」
...子規によって耕耘(こううん)せられたところの我文芸の一領土であります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...我が着用の(for himself)甲冑一領(a suit of armour)...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...余は王国の一領土を与えることもいとわぬ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...文学なる言葉を単に文芸という芸術の一種類・一領域・のエスプリだけに限定する必要もなかった筈だ...
戸坂潤 「認識論としての文芸学」
...一領の衣類がひっかかっているのを見ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...或友の許よりいとあざやかに粧ひし佩楯一領借りて久しく留め置けるに...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「土用干ノ記」
...それの一契機乃至一領域として特異の役目を務める...
波多野精一 「時と永遠」
...今やはじめて時間性を全く超越したる存在の一領域が吾々の目の前に展開された...
波多野精一 「時と永遠」
...緋威(ひをどし)の鎧一領は其價金二朱と云ふも尚買ふ者なし...
福沢諭吉 「帝室論」
...見事な一領の錦袍(きんぽう)をとって彼に与えた...
吉川英治 「三国志」
...一領の鎧(よろい)をそばにおいていた...
吉川英治 「私本太平記」
...ふるさとの河内一領を保ちえたら...
吉川英治 「私本太平記」
...一領買うて来い...
吉川英治 「新書太閤記」
...胴丸(どうまる)の鎧(よろい)を一領買って来い――...
吉川英治 「新書太閤記」
...一領の神馬(しんめ)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...鎧一領を携(たずさ)えて...
吉川英治 「日本名婦伝」
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