...師匠の発句(ほつく)を滅後に一集する計画を立ててゐた...
芥川龍之介 「枯野抄」
...一集にこの三首を撰す...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...おそくも四月か五月には是非一集を出すつもりです...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一六年一月号)」
...この時彼等がぶつかつたのは諸國に金銀の鑛山を求めて歩く八幡信仰の一集團であつたらう...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...三八九第一集を発送して...
種田山頭火 「行乞記」
...趣味等において互いに最も多様に相異なるしかもすぐれたそれぞれの特徴を備えた一集団を要するということになって来るであろう...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...されば復び拙著を刊行する心もあらざりしが春陽書楼の主人震災の後頻に訪来りてすすむるものから遂にこばみがたく拙劣の一集またここに成るを見たり...
永井荷風 「「麻布襍記」叙」
...精神の統一集注を妨げることにばかり費された半生といつてもいい...
中島敦 「かめれおん日記」
...ピアノでは同じ愛好家協会の第一集に入ったフィッシャーの「組曲」を推すべきだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...第一集JW一―七...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「アントロジイ・ソノール協会」レコードコロムビア「音楽史」第一集並びに第二集パルロフォン「音楽二千年史」以上三組のレコードを用意するのが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一集七枚のレコードを五集まで取った人は日本に幾人もなかったであろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...第一集乱れ髪の主要テマとなつたと共にそれからも長い間歌題を供給した...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...言い漏したが前の日本植物志図篇の書はその後どうなっタ? それは私の環境が変ったのでアレはまずその第十一集で打切り(十二集分の図は出来ていたけれど)後に当時の浜尾総長の意を体して大学で私が大日本植物志の大著に従事していたが...
牧野富太郎 「植物記」
...第十一集に達した...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...今対遺影感転切明治二十四年十月遂に上の図篇が第十一集に達し...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...横一尺二寸)の第一巻第一集が明治三十三年(一九〇〇)二月に出版せられて西洋諸国の大学...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...個々の住宅ではなく民居の一集団を遠望から囲おうとしていたかと思われて...
柳田國男 「地名の研究」
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